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2024年7月7日放送

障害のある人の投票 東京都知事選では
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せられたご意見

自分の点字器を使えることを初めて知った
視覚障害があるため、点字投票を利用しています。 このサイトの紹介によると「自分の点字器を使用してよい」とありました。はじめて知りました。 毎回自分のを持って行って係の人に尋ねると、「選挙管理委員会に電話で問い合わせします」と言われ「委員会もわからないので会場の点字器でお願いします」と言われたり。何も言わずにいきなり取り上げられて、会場の点字器で書くことになり、帰り際に自分の点字器を返してくださいというと、「どこにやったかわからないので探します」と言われて、時間がすごくかかったりということになります。せめて、一度マニュアルを読むよう促してもらえる周知するというルール作りをしていただくことは負担でしょうか?
大きな声で注意をされた
軽度知的障がい者の家族がおり、一緒に投票に行ったときのことです。前もって決めていたものの、投票する名前や支持政党を書く用紙とか場所がわからず、隣りにいた私に小さな声で尋ねて来たところ、係員の方に相談しないよう大きな声で注意を受けました。前もって知的障がいがあると説明しなければいけなかったのでしょうか?大勢人がいる中で言い訳もしたくなかったので、何も言わず投票もせずに帰宅しました。それ以来怖がって投票に付いて来なくなりました。投票率を上げる努力をしているのはどこなのか、いつも疑問に思います。相談しないでと上から目線の注意より、何かお困りですかと聞いてくれたら、印象が全然違ったと思います。
立会人も難しい
投票所立会人をしていて感じることは、付き添いの方やご家族と思われる方同伴での投票時に自筆可能と言いつつも候補者名を同伴の方にお聞きになったり逆に同伴者が声を荒げて指図される事が有ります。 この様な場合あらかじめ候補者名を書いたメモの投票所への持ち込みは可能ですし、少しでも自筆に不安が有れば積極的に代理投票制度を利用する方がスマートな投票が可能だと思う。 スマートフォン使用も通話や撮影は禁止ですが動画、LINEやメールなどの使用までチェック出来ないのが現状です。 また、撮影しているのが分かっても注意するしか出来ないです。
すべての人の意見をくみあげて
知り合いの視覚障害者の人から教えられてこのサイトを知りました。 視覚障害者の人のための点字板などがあることは知っていましたが、知的障害者にとっての選挙のハードル、郵便投票のハードルなど、知らないこともたくさんありました。 社会的弱者の意見が反映される選挙のためには、選挙方法の改善が必要だと強く思いました。 今は強者の意見が反映される制度のように思います。 社会を構成するすべての人の意見をくみ上げてほしいと思います。
用紙に丸をつける方式を
娘が障害により字が書けません。 代理投票は、知らない人が両サイドについて、本人は周りを気にしながら投票する形になります。 こういう人のために、政党もしくは候補者を並べて書いてあって、丸をつけるだけ というような投票用紙を作っていただくことが、お互いに負担が減ると思うのですが…。 逆に丸をつけることも困難な方は、代理投票という形をとる など段階や障害に合わせることこそ、合理的配慮じゃないでしょうか。
病院からの投票がとても不便
はじめまして。私は、妊娠8ケ月、切迫早産で病院に入院中の31歳です。今回、衆議院補欠選挙にあたって、投票したいのに投票しにくいと感じたことを投稿させて下さい。 入院する前までは、自宅に選挙投票案内書が届き、近くの公民館で投票していました。しかし、今回入院中のため、どうやって投票するのか、そもそも投票できるのか疑問に思い調べてみました。 すると、指定された病院でないと投票用紙を入手できないこと、指定された病院でも、まず病院長に申出書を提出しないと投票用紙を発行してもらえないこと等が分かりました。その手続きを期日前投票期間中の10日間で行わないといけないことを知り、投票する気が滅入りました。 ただでさえ、入院生活は不便でインターネット環境(申出書を印刷すること)が整ってません。家族にお願いしたくても平日は忙しく代わりに申出書を出してくれる人もいません。もちろん入院中なので、体力、気力もすり減ってます。そんな中で、このような手続きをしないければならないこと、また看護師さんに病気以外の諸手続きをお願いしないといけないことを踏まえると、並大抵の気持ちではできないと思いました。 入院中の患者では、投票したいのに、投票するのが難しいのが現状ではないでしょうか。 改善案として、マイナンバーカードを使って携帯で投票用紙を取り寄せること、もしくは、入院している患者に対して投票用紙取り寄せ手続きを一括で行う部署を設けること、病院の中に投票書を設けること、病院の看護職員の皆さんに周知をはかること等が考えられました。 選挙率が下がる中、このような入院中や施設の中で暮らす人のことを考えた選挙になれば、投票率も上がるのではないでしょうか。 今回、私が入院中に選挙期間が重ならなければ分からないこと、そして、投票したくてもできない体験を記しました。 どうか、この問題を取り扱ってもらえたら喜びます。
投票所の対応がレベルアップしています
重度知的障害者の母です。23歳の息子は20歳から選挙には必ず行っています。住まいは東京都内ですが、近くの投票所の息子への対応は回を重ねるごとにレベルアップしています。最初は、受付横の相談窓口で選管の方に本人の特性を伝えたところ、そっけなく代筆から提案されましたが、本人は字の模写が出来ることから、事前に決めた候補者名を書かれた紙を持ち、有効投票になるように支援をお願いして、徐々に選管の方々は本人に話しかけるようになり、前回は、椅子のある席に案内していただき、息子を見たら、ゆっくり落ち着いて、書いて、投票出来るようになりました。恐らく、なんらかの申し送りなどをされているのではないかと感じています。息子が決める投票者は、自宅で家族が候補者について出来るだけ、意識させるようにしています。集会などがあれば日頃から参加するようにしたり、テレビに写れば見るように促したりして、関心があったと感じた数名に絞り、選ばせています。そして、投票用紙に近い形の紙に書いて、それを当日持参しています。投票所への持ち込みとして、選管の方からこの形が一番良いと提案されました。障害者の選挙をどうしたら良いかと皆で考えるのも大事ですが、障害者の特性は様々であり、その周りの選挙への考え方も様々です。一括りで良い方法を模索するだけでなく、地域の投票所で個別の対応を丁寧に重ねていく。スモールステップで模索する。そういう中で、障害者本人が誇りを持って選挙に行けている、と、息子を見て感じています。行政単位で、障害種別単位でなく、個々に考えていくことも、障害者にとっては必要だと思います。
持参したペンが使えなかった
先日、鹿児島県の知事選挙と、県議選挙の期日前投票に行きました。その際、投票用紙は特別な紙で出来ているため持参したボールベンは使用出来ず投票所備え付けのエンビツを、使うよう指示されました。NHKとすこし違うようです。
急病へも対応を
知人が投票日直前にコロナになりました。郵便での投票も間に合いません。どうにか投票したいけど…と本人も言っていたので、そう言ったケースにも何か対応してもらえたら良いのに、と思いました
LGBTQへの配慮を
自分はLGBTQ当事者です。見た目は男性ですが、名前は女性名です。毎回毎回投票所の各場所の人と「奥様の分ですか?」「いえ、本人です」という会話があります。自分はクローズで生きていますが、その場でカムアウトを強制的にされています。こんなにも性に関することが普及している世の中であるはずが、未だ同じ事を繰り返し聞いてくる人がいる。非常に残念です。都知事選、本当に本当に行きたかったですが、もう二度と投票には行きません。早くネット投票できるようにしてほしいです。そういう輩の何気ない疑問が人の命を奪うという事を知ってほしいです。
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