投票日に仕事や旅行など予定がある人は、投票日の前に投票することができます。
これを「期日前投票」といいます。

期日前投票をすることができるのは、
公示日(立候補する人の受け付けをする日)の次の日から、投票日の前の日までです。
今度の参議院の選挙では、6月23日から、7月9日まで です。
投票日は、同じ時間にたくさんの人が集まって、投票所が混むかもしれません。
新型コロナウイルスがうつることが心配な人も、期日前投票をすることができます。
期日前投票は、自分が住んでいる市や町など が用意した場所で行います。
時間は大体、午前8時30分から午後8時までです。
時間が違う場所もあります。
国は投票する人を増やすために、2003年 に期日前投票を始めました。
期日前投票をする人はだんだん増えています。
2004年の参議院選挙では、投票した人の10人に1人ぐらいが期日前投票をしました。
2019年の参議院選挙では、3人に1人ぐらいが期日前投票をしました。
市や町は、投票しやすくするために、いろいろな場所で期日前投票ができるようにしています。
例えば、多くの人が利用するデパートやショッピングセンターなどです。
投票所に行くことが難しい人のために、期日前投票ができる車が町の中をまわる所もあります。