選挙の代理投票について解説

障害や病気、けがなどで、自分で投票用紙に書くことがむずかしい場合に、係の人に代わりに書いてもらう「代理投票」という方法があります。

まず「代わりに書いてもらいたい」「代理投票したい」などと、投票所で、係の人に伝えてください。

すると投票を補助する人が2人つきます。

ひとりは「誰に投票するか」を確認して、代わりに投票用紙に書く人です。

もうひとりは、伝えたとおりまちがいなく書かれているかを確かめる人です。

伝え方には、いろいろな方法があります。

候補者や政党を指でさす「指さし」。

係の人が候補者の名前などを順に読み上げて、うなずいたり、まばたきをしたりして合図を送る方法もあります。

自分が誰に投票したいのか、忘れないようにメモを持ち込むこともできます。

どのような方法にするか、あらかじめ係の人に伝えてください。

補助をする2人は、投票所の係の人と決まっています。家族や介助の人が代わりに書くことはできません。

代理投票をしたい場合は、投票所で希望を伝えれば大丈夫ですが、事前に伝えておくとスムーズに進むこともあります。

また、障害がある人や支援する人たちからは「係の人から『投票したい人』を大きな声で確認された。誰に投票したか、周りにわかってしまったのではないか」という声もあがっていて、投票所の係の人の配慮が求められています。

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