【詳しく】高校野球 センバツ 出場32校決定 石川から2校

ことし3月に甲子園球場で開かれるセンバツ高校野球に出場する32校が決まり、大会連覇を目指す山梨学院や、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市に学校がある日本航空石川などが選ばれました。困難な状況を克服して、好成績を残したチームなどが対象となる「21世紀枠」には北海道の別海と、和歌山の田辺の2校が選ばれました。

記事後半では、出場32校をすべてお伝えしています。
各チームの喜びの声も紹介しています。

32校決定 連覇目指す山梨学院や被災地の日本航空石川など

ことしで96回目を迎えるセンバツ高校野球は26日、大阪市で開かれた選考委員会で、出場校32校が選ばれました。

日本航空石川は能登半島地震で大きな被害

このうち、去年秋の地区大会の成績などを参考にした「一般選考」では
▽去年、県勢初優勝を果たし、史上4校目の大会連覇を目指す山梨学院
▽今月1日の能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市に学校やグラウンドがある日本航空石川
▽金沢市に学校があり、去年秋の明治神宮大会で優勝した星稜など30校が選ばれました。

21世紀枠で選出 田辺(和歌山)

また、困難な状況を克服し、好成績を残したチームなどが対象となる「21世紀枠」は、ことしから1校減って2校となりました。
▽北海道の別海
▽和歌山の田辺が選ばれました。

初出場は
▽江戸時代末期に創立した伝統校、和歌山の耐久
▽創部18年目の熊本国府
▽21世紀枠の別海の3校で、いずれも春夏通じて初めての甲子園です。

最も期間をあけての出場となるのは、21世紀枠の田辺で76年ぶりの出場です。

選考委員会で32校決定

ことし8月に開場から100周年を迎える甲子園球場で開かれる節目の大会は3月8日に組み合わせ抽せんが行われ、18日に開幕し、2日の休養日を含めて13日間の日程で行われます。

《各校 反応》

◆日本航空石川 涙で喜び 拠点を移した山梨で

日本航空石川は、能登半島地震で石川県輪島市の学校が被災したため、系列校のキャンパスがある山梨県に拠点を移して練習を続けてきました。選手たちは26日、キャンパスに集まってセンバツの出場校を発表する選考委員会のインターネット中継を見守りました。

そして、午後4時前に北信越地区からの出場校に選ばれたことが発表されると、大きな拍手がわき起こり、涙を流して喜ぶ選手の姿も見られました。

このあと、オンラインで結ばれた輪島市の学校から青木洋介校長が「野球部のみんなは思い切り暴れてきてください」と選手たちを激励しました。チームを受け入れた山梨キャンパスからは吹奏楽部などの応援団が甲子園に駆けつける予定だということです。

中村隆監督は「よく分からずに、ここまで突っ走ってきたのでいろんな思いが込み上げてきました。選手たちにとって憧れの甲子園なので、思い切り全力でボールを追いかけ勝利を目指してもらいたいです」と話していました。

キャプテンの寳田一慧選手は「今まで仲間と苦しい思いをしてきて、甲子園の舞台に立てることをうれしく思います。元気や気迫あふれるプレーを見てほしいです」と話していました。

◆星稜(石川) 静かに喜びをかみしめる

センバツ出場が決まった金沢市の星稜高校では野球部員が静かに喜びをかみしめました。去年秋の明治神宮大会で優勝した星稜では、鍋谷正二校長から学校の室内練習場で練習していた野球部員にセンバツ出場が決まったことが伝えられました。部員たちは静かに喜びをかみしめ、その後、能登半島地震で亡くなった人たちに向けて黙とうを捧げました。

キャプテンの芦硲晃太選手は「野球ができる思いに感謝して黙とうを捧げました。自分たちにできることを精一杯出し切って甲子園の舞台で頑張りたいと思います」と話していました。

◆21世紀枠 別海(北海道)“特産の牛乳で乾杯”

21世紀枠で選ばれた北海道の別海高校では、選手や保護者、それに生徒たちが体育館に集まって、インターネットの中継で発表の様子を見守り、学校名が読み上げられると、選手たちは、いすから立ち上がって輪になって喜んでいました。そして、選手全員で「甲子園行くぞ」と声をあげたり、町の特産の牛乳で乾杯したりして、喜びを表していました。

別海の選手たちは、室内練習場がないなか、厳しい寒さとなる冬は、農業用ハウスでバッティング練習を行うなど、限られた練習環境で工夫した内容で力をつけてきました。去年秋の北海道大会では選手16人ながら勝ち進んで、初めてベスト4入りを果たして、酪農と漁業が盛んな人口1万4000余りの町を盛り上げたことも選出の理由にあげられました。

キャプテンの中道航太郎選手は「目標だった甲子園への出場が決まり、とてもうれしい。全力疾走や大きな声で、町民の皆さんを元気づけるプレーをしたい」と話していました。

島影隆啓監督は「小さな町の小さな学校の生徒たちが、本当に大きい夢をかなえてくれた。町民のみなさまにも感謝しながら、甲子園で別海の野球をしたい」と話していました。

◆21世紀枠 田辺(和歌山)“とても光栄”

「21世紀枠」で選ばれた和歌山県田辺市にある田辺高校では校長室に、校長と監督、それに部長の3人が集まり、選考の中継を見守りました。そして「21世紀枠」として選ばれると、3人は最初は驚いた様子でしたが、そのあとは喜びをかみしめていました。中でも田辺高校野球部出身の田中格監督は目に涙を浮かべて喜んでいました。

そして西嶋淳校長が「おかげさまで選出されました。本番に向けて努力を続けたい」と語っていました。このあとグラウンドに集まっていた選手たちに、センバツ出場の決定が校長から伝えられると、選手たちは喜びをわかちあっていました。田辺のセンバツ出場は、76年ぶり3回目となります。

田中監督は「みんなよくがんばった。でも絶対に忘れたらいけないのは、この選出は学校の力だ。OBやOGが培ってきた伝統の力、地域のみなさんの力なのでその感謝は絶対忘れないようにしよう。感謝の気持ちを持って甲子園に行こう」と選手たちに語りかけていました。

キャプテンの山本結翔選手は「21世紀枠代表校に選ばれてとても光栄に思っています。この舞台に立っているのはたくさんの人の支えがあったからなので、とても感謝しています。甲子園という夢の舞台でプレーするので、あと2か月間、しっかり準備して、本番では最高のプレーをして勝ち進んでいきたいです」と抱負を語っていました

◆山梨学院 吉田洸二監督「ぜひ2連覇を」

去年のセンバツで初優勝し大会連覇を目指す山梨学院の選手たちは出場決定を受け喜びを語りました。甲府市の山梨学院では、午後3時ごろから監督や部員たちがホールに集まりセンバツの出場校を発表する選考委員会のインターネット中継を見守りました。関東地区の代表として学校名が読み上げられると部員たちからは拍手が起こり、笑顔で喜びあっていました。

吉田正校長は「自分たちの野球をして甲子園を湧かせ、県民に勇気を与えてもらいたい」と選手たちを激励しました。このあと行われた会見で吉田洸二監督は「ぜひ2連覇をしたい。そのためには優勝したことを忘れないと新しいものは入ってこないので目の前の試合に全力で臨めるようにできればいいと思っている」と話していました。

キャプテンの中原義虎選手は「優勝旗を持って1番最初に入場するので、それにふさわしい姿、選手の顔を見せたいです。チャレンジャーの気持ちを持って戦っていくので一戦一戦勝っていければいいと思います」と話していました。

◆大阪桐蔭 西谷監督「本気で大会に挑む」

大阪桐蔭高校では選手たちが5年連続15回目となるセンバツをオンラインの配信で確認しました。このあとグラウンドに集まった選手たちに今田悟校長が「おめでとう」と声をかけると、選手たちは声をそろえて「ありがとうございます」と答え、校長からの激励の言葉を真剣に聞いていました。

キャプテンの宮本真司郎選手は「発表を受けて、身が引き締まる思いです。個人としては甲子園は初めてなので甲子園球場でプレーできることに感謝して、チームで一丸となって勝ちにこだわりたいです」と意気込みを話しました。

西谷浩一監督は「日本一をかけた戦いのスタートラインに立てて感謝しています。今のチームは全員、仲が良く、チームのまとまりの良さが強みです。去年の春の甲子園で優勝できなかったこと、夏に出場できなかったことの2つの悔しさを忘れずに本気で大会に挑みます」と話していました。

◆明治神宮大会 準V 作新学院(栃木)「日本一を」

2年連続12回目の出場を決めた栃木の作新学院では、野球部のグラウンドに大きなモニターを設置して選手たちが発表を見守りました。そして、学校名が読み上げられると、応援団が校歌を演奏してセンバツ出場を祝いました。選手たちは、カメラに向かってガッツポーズをしたり、キャプテンの小森一誠選手を胴上げしたりして、喜んでいました。

小森選手は「うれしい気持ちの一方で、関東の王者としての責任の重さも感じています。明治神宮大会の決勝で負けた悔しさを胸に、日本一を目指したいです」と話していました。

◆初出場 熊本国府 野田希主将「ベスト4が目標」

去年秋の九州大会で優勝した熊本国府は春夏を通じて初めての甲子園出場です。発表を受けて校長がグラウンドでセンバツ出場決定を伝えると、選手たちはほっとしたような表情を見せていました。その後、部員たちは帽子を一斉に空に向かって投げ、喜びを表していました。

キャプテンの野田希選手は「入学したときから甲子園出場を目指してきたので、本当によかったです。甲子園ではベスト4に残るのが目標ですが、初出場なので、まずは目の前の1戦1戦を戦っていきたいです」と話していました。

◆初出場 耐久(和歌山)“一戦必勝で”

和歌山県湯浅町の耐久高校の野球部は創設が明治38年(1905年)と、119年の歴史を持ちますが、甲子園出場は春夏通じて一度もありませんでした。去年秋の近畿大会では、エース冷水孝輔投手を中心とした粘りの野球でベスト4に進出し、初の甲子園出場に期待が高まっていました。

26日は、学校の校長室では、戸川しをり校長がオンラインで配信される選考の様子を見守りました。そして、耐久高校の名前が読み上げられると、校長は拍手をして喜んでいました。このあと、グラウンドの選手たちにセンバツ出場が決まったことが伝えられ、選手たちはそろって帽子を空高く投げ上げ喜び合っていました。また、センバツ出場を伝える町内の防災無線が聞こえると選手たちは笑顔を見せていました。

キャプテンの赤山侑斗選手は「素直に嬉しいです。センバツでは学校の名前のように、耐え抜いて粘り強い野球をしたいです」と話していました。

耐久高校野球部のOBでもある、井原正善監督は「先輩方がつないできたものを結実できてよかった。田辺高校と一緒に和歌山旋風を起こせるよう一戦必勝で気を引き締めて頑張りたい」と話していました。

エースの冷水孝輔投手は「憧れていた場所なのでうれしいです。センバツでも自分たちのできることをしっかりやることを意識して頑張ります」と話していました。

==出場32校決定==

《一般選考》

◇北海道(1校)

北海(北海道)は3年ぶり14回目。去年秋の北海道大会で優勝しました。

◇東北(3校)

東北は出場枠が1つ増えて3校です。
青森山田(青森)は8年ぶり3回目。去年秋の東北大会で優勝しました。センバツ初勝利を目指します。
八戸学院光星(青森)は5年ぶり11回目
学法石川(福島)は33年ぶり4回目

◇関東・東京(6校)

<関東地区>
作新学院(栃木)は2年連続12回目。去年の明治神宮大会で準優勝しました。
山梨学院(山梨)は3年連続7回目、史上4校目の大会連覇を目指します。
高崎健康福祉大高崎(群馬)は2年連続7回目
常総学院(茨城)は3年ぶり11回目
中央学院(千葉)は6年ぶり2回目
<東京>
関東第一(東京)は8年ぶり7回目。去年秋の東京都大会で優勝しました。

◇東海(3校)

東海は、出場枠が1つ増えて3校です。
豊川(愛知)は10年ぶり2回目。去年秋の東海大会で優勝しました。初出場した2014年はベスト4まで勝ち上がりました。
宇治山田商業(三重)は16年ぶり2回目
愛工大名電(愛知)は12年ぶり10回目

◇北信越(3校)

星稜(石川)が去年の明治神宮大会で優勝したため、出場枠が1つ増えて3校です。
星稜(石川)は2年ぶり16回目。金沢市に学校があります。
敦賀気比(福井)は4年連続11回目
日本航空石川(石川)は新型コロナウイルスの影響で中止になった2020年以来、4年ぶり3回目。能登半島地震で輪島市の学校が被災したため、選手たちは山梨県にある系列校に移って、練習を行っています。

◇近畿(6校)

大阪桐蔭(大阪)は5年連続15回目。去年秋の近畿大会で史上初の3連覇を果たしました。西谷浩一監督は春夏の甲子園であげた勝利数が67で、歴代最多まであと1勝に迫っています。
京都外大西(京都)は18年ぶり7回目
京都国際(京都)は3年ぶり2回目。おととしは出場が決まったあと大会直前にチーム内で新型コロナの感染が広がり、出場を辞退しました。
耐久(和歌山)は江戸時代末期に創立した伝統校で、創部120年目で春夏通じて甲子園初出場です。
報徳学園(兵庫)は去年の準優勝校で、2年連続23回目
近江(滋賀)は2年ぶり7回目の出場。前回は大会直前に新型コロナの感染が広がり辞退したチームに代わって出場し県勢初の準優勝を果たしました。

◇中国(2校)

広陵(広島)は3年連続27回目。去年秋の中国大会で史上初の3連覇を果たしました。入学直後からエースナンバーの背番号「1」を背負う高尾響投手は今大会注目の好投手です。
創志学園(岡山)は7年ぶり4回目

◇四国(2校)

高知(高知)は3年連続21回目。去年秋の四国大会で優勝しました。
阿南光(徳島)は32年ぶり2回目、現在の校名になってからは初めてのセンバツ出場です。

◇九州(4校)

熊本国府(熊本)は去年秋の九州大会で優勝しました。創部18年目で春夏通じて甲子園初出場です。
明豊(大分)は3年ぶり6回目
神村学園(鹿児島)は9年ぶり6回目
東海大福岡(福岡)は7年ぶり3回目

《21世紀枠》 別海(北海道)と田辺(和歌山)

「21世紀枠」は、困難な状況を克服し、去年秋の地区大会などで好成績を残したチームなどが対象で、ことしの大会から1校減って2校が地域を限定せずに選ばれました。

別海(北海道)は春夏通じて甲子園初出場です。最低気温0度未満の日が半年以上あり、日照時間が短いなか、農業用のハウスを活用するなど工夫して練習し、去年秋の北海道大会で初勝利からベスト4に入りました。さらに、農業や漁業に従事する地元の人たちの支援を受けて、手作りの練習設備を利用する姿が高校野球の理念にふさわしいと評価されました。

田辺(和歌山)は今大会の出場校で最も期間が空いた76年ぶり3回目の出場です。教育相談を担った経験がある監督がスクールカウンセラーと連携し、精神面のサポートをするなど選手との対話を重視したことがこれからの時代の1つのあり方として評価されました。また、ベンチ入りメンバーが20人未満で臨んだ去年秋の和歌山県大会で市立和歌山や智弁和歌山といった強豪校に勝って、準優勝した実力を評価する声も多かったということです。

高野連会長「苦境の中だが皆さんの元気づけとなるプレーを」

日本高校野球連盟の寶 馨(たから・かおる)会長は選考委員会のあと、記者会見を開きました。この中で寶会長は、日本航空石川と同じ石川県の星稜に対して「学校自体が被災したり、家族や親せき、知り合いが被災したりして苦境のなかではあるが、精一杯頑張って、はつらつと国民の皆さんの元気づけとなるようなプレーができるように努めてもらいたい」と期待を述べました。

また、大会の主催者は、北信越地区の選考委員からのメッセージを発表しました。「改めて1月1日に発生した能登半島地震で亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。センバツの大会理念には『野球を通じて生徒たちに純真明朗な気風を吹き込むとともに、国民の希望の灯をともしたいという願いをこめて誕生した』と明記されています。甚大な被害を被った石川県輪島市に所在する日本航空石川をはじめ、北信越地区から選出された3校のみならず、出場全32校の選手たちが被災された方々の希望の灯になるような、はつらつとしたプレーを甲子園で見せてくれることを期待しています」としています。選考委員会では、冒頭に今回の地震で犠牲となった人たちに黙とうがささげられました。

==選考委員会の流れ==

ことしで96回目を迎えるセンバツ高校野球は26日、大阪市内で出場校32校を決める選考委員会が開かれます。

午前8時半に始まり、はじめに「21世紀枠」の候補校9校について、各地区の高校野球連盟の関係者が推薦した理由をそれぞれ3分半で説明します。各校の取り組みや地元の期待などをアピールできる最後の機会で、例年、この内容が選考の決め手の1つになっています。

このあと「21世紀枠」と「一般選考」に分かれて非公開で議論が行われ、午後3時半からの総会で、はじめに「21世紀枠」の2校が発表されます。
続いて北から順に「一般選考」の30校と選考経過が発表されます。

おととしまでは、大会への出場が決まった学校への電話連絡が行われていましたが、去年からは、大会の主催者がインターネットで中継する、選考委員会の様子を学校関係者や選手たちがみずから確認する形式に変更されています。

《21世紀枠(2校)》

21世紀枠は困難な状況を克服して都道府県の秋の大会などで上位の成績を残し、地域の模範となっている学校などが対象となります。ことしから1校減って、2校が地域を限定せずに選ばれます。

◇21世紀枠 候補校(9校→2校)

▽北海道:別海
▽東北:仙台一(宮城)
▽関東・東京:水戸一(茨城)
▽東海:帝京大可児(岐阜)
▽北信越:富山北部(富山)
▽近畿:田辺(和歌山)
▽中国:岡山城東(岡山)
▽四国:大洲(愛媛)
▽九州:鶴丸(鹿児島)

《一般選考(30校)》

去年秋の地区大会の成績などを参考にする「一般選考」の出場枠が20年ぶりに見直され、30校です。

▽北海道:1校
▽東北:3校(1増)
▽東京を含む関東:6校
▽東海:3校(1増)
▽北信越:3校(石川の星稜が明治神宮大会で優勝したため例年より1増)
▽近畿:6校
これまで合わせて5校だった中国と四国は
▽中国:2校
▽四国:2校
▽九州:4校

《各地区 秋季大会 結果》

◇北海道:1校

▽決勝:北海 8-4 東海大札幌
 (延長10回タイブレーク)

◇東北:3校(1増)

▽決勝:青森山田 3-0 八戸学院光星

▽準決勝:青森山田 4-0 一関学院
▽準決勝:八戸学院光星 1-0 学法石川

◇東京を含む関東:6校

<関東大会>
▽決勝:作新学院 13-4 山梨学院

▽準決勝:作新学院 7-2 常総学院
▽準決勝:山梨学院 3-2 健大高崎

▽準々決勝:健大高崎 4-3 中央学院
▽準々決勝:山梨学院 4-2 桐光学園
(延長11回タイブレーク)
▽準々決勝:作新学院 7-2 帝京三
▽準々決勝:常総学院 10-5 花咲徳栄

<東京大会>
▽決勝:関東第一 4-1 創価

◇東海:3校(1増)

▽決勝:豊川 8-7 愛工大名電

▽準決勝:愛工大名電 10-6 藤枝明誠
▽準決勝:豊川 6-5 宇治山田商

◇北信越:3校(例年より1増)

▽決勝:星稜 1-0 敦賀気比
(延長10回タイブレーク)

▽準決勝:敦賀気比 4-3 日本航空石川
(延長10回タイブレーク)
▽準決勝:星稜 6-1 北陸

◇近畿:6校

▽決勝:大阪桐蔭 2-1 京都外大西

▽準決勝:大阪桐蔭 4-0 京都国際
▽準決勝:京都外大西 1-0 耐久

▽準々決勝:京都国際 1-0 近江
▽準々決勝:京都外大西 10-7 履正社
▽準々決勝:耐久 4-1 須磨翔風
▽準々決勝:大阪桐蔭 4-3 報徳学園

◇中国:2校

▽決勝:広陵 2-1 創志学園

▽準決勝:創志学園 7-0 高川学園
(7回コールド)
▽準決勝:広陵 8-4 宇部鴻城

◇四国:2校

▽決勝:高知 5-1 阿南光

▽準決勝:高知 3-2 明徳義塾
▽準決勝:阿南光 6-3 鳴門

◇九州:4校

▽決勝:熊本国府 5-1 明豊

▽準決勝:熊本国府 7-1 神村学園
▽準決勝:明豊 5-1 東海大福岡

▽準々決勝:神村学園 10-0 日南学園
▽準々決勝:熊本国府 7-6 大分舞鶴
(延長10回タイブレーク)
▽準々決勝:東海大福岡 10-8 延岡学園
▽準々決勝:明豊 10-1 唐津商

開会式の入場行進曲 「愛の花」(あいみょん)

甲子園球場で開かれるセンバツ高校野球の開会式の入場行進曲は、毎年、世相を反映した曲やヒット曲から選ばれています。ことしは、甲子園球場がある兵庫県西宮市出身のシンガーソングライター、あいみょんさんの「愛の花」に決まりました。

「愛の花」は、大変で、つらいことがあっても精いっぱい生きることがその先の未来の糧になるという励ましのメッセージが込められた楽曲です。去年、放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」の主題歌にもなり、去年、大みそかの紅白歌合戦でも披露されました。

日本高校野球連盟などは、選曲の理由について「希望にあふれる歌詞と温かみのある世界観が多くの人に愛されている」などとしています。
あいみょんさんは、おととし、甲子園球場で弾き語りのライブを行ったこともあり「地元で開催されている歴史のある大会に、このような形でつながれることをうれしく思います。西宮の街が熱く盛り上がる景色、そして、選手の皆さんそれぞれの熱い思いが甲子園ではじける光景を楽しみにしています!」とコメントしています。