センバツ高校野球 学法石川高校が選出 33年ぶり4回目

ことし3月に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の出場校が26日発表され、去年秋の東北大会でベストフォーに進出した学法石川高校が選ばれました。

学法石川のセンバツ出場は33年ぶり、4回目です。

センバツ高校野球の出場校を決める選考委員会は26日午後、大阪市で開かれました。

学法石川は選ばれれば平成3年以来、33年ぶり4回目のセンバツ出場で、石川町にある高校では野球部員68人と監督らが学校の講堂に集まりインターネットで配信される選考委員会の様子を見守りました。

そして、去年秋の地区大会の成績などを参考にする「一般選考」で選ばれると、座っていた部員たちは勢いよく立ち上がって抱き合い、中には涙を流す姿も見られました。

選考委員会では、福島県の第3代表として臨んだ去年秋の東北大会で宮城や秋田の第1代表を破って準決勝に進出したことなどが評価されたということです。

佐々木順一朗監督は「ものすごく嬉しいです。選ばれたからには感謝するだけでなく甲子園で大暴れして恩返しできるよう頑張っていきたい」と話していました。

また、キャプテンの小宅善叶選手は「夢見ていた甲子園に行けてすごく嬉しいし、いろんな人たちの支えがあってここまで来れたと思う。伝統のスカイブルーのユニフォームで甲子園で大暴れしたい」とと話していました。