センバツ高校野球 明豊高校3年ぶり出場へ

センバツ高校野球 明豊高校3年ぶり出場へ

ことし3月に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の出場校32校が決まり、去年秋の九州大会で準優勝した別府市の明豊高校が3年ぶりに選ばれました。

ことしで96回目を迎えるセンバツ高校野球は26日、大阪市で出場校を選ぶ選考委員会が開かれました。

去年秋の九州大会で準優勝した明豊高校の選手たちは、午後から別府市内のグラウンドでいつもどおり練習を行い、吉報を待ちました。

そして、午後4時すぎ、川崎絢平監督が選手たちを集め、「無事選ばれました。君たちの努力が認められたということです。おめでとう」と、センバツ出場が決まったことを伝えました。

知らせを受けた選手たちは、その後、歓声を上げたり帽子を空に投げたりして喜びを爆発させていました。

明豊高校のセンバツ出場は3年ぶり6回目で、前回3年前に出場した際は準優勝を果たしました。

キャプテンの山内真南斗選手は「素直にうれしいです。明豊高校の歴史を塗り替えるためには3年前を超える優勝しかないので、持ち味の打撃を生かして勝利を積み重ねたいです」と意気込んでいました。

大会は、3月8日に組み合わせ抽せんが行われ、3月18日に開幕する予定です。

明豊高校のセンバツ出場が決まったことを受けて、別府市役所の正面玄関の屋根には、26日夕方、選手たちを応援する看板が設置されました。

看板は、縦90センチ横8メートルの大きさで、「祝 明豊高校 センバツ甲子園出場」と書かれています。

別府市では、大会終了まで看板の設置を続けるということです。