2022年07月13日
24年卒学生も夏のインターンシップの時期が近づき、就活に向けて準備を進めようという人もいるかもしれません。
インターンシップと同様に、企業への理解を深めるための第一ステップとして考えられるのが先輩たちに話を聞く「OB・OG訪問」。
23年卒の就活生たちは、どのくらい経験したのか、聞いてみました。
※以下、「マイナビ2023年卒 学生就職モニター調査 5 月の活動状況」より
【OB・OG訪問は4人に1人】
23年卒の学生でOB・OG訪問したことがあるのは25.7%、およそ4人に1人が経験していました。
これは、ここ8年くらいのデータを見ても、あまり変わっていません。
これまでに会ったOB・OGの人数は平均で5.1人。どんな形式で行われたのか聞いてみると…
対面で会った人数は1.5人で、WEB上で会った人数は3.6人でした。
コロナ禍を機に、先輩に話を聞くのもWEBが主流となっていることがわかります。
WEBでのOB・OG訪問は、時間が効率的に使えるなどメリットがある上、面識のない相手と会う場合には、安心な面もありますね。
【OB・OG訪問してよかったのは】
OB・OG訪問を実際に経験した学生は、どんなことを得られたと感じたのでしょうか。
最も多かったのは、「やりたいと思っていた仕事のイメージがはっきりした(具体化した)」で56.6%でした。
学生が、入社後の自分をイメージするのは難しいと思います。実際に働いている先輩に日々の仕事を詳細に聞くことで、その会社で自分がどんな仕事ができるのか、イメージしやすくなるようです。
「自分がどんな仕事に興味や関心があるのか理解できた」(35.2%)、「自分がどんな仕事に適性があるか理解できた」(20.3%)という意見も多く、先輩と話すことで、自分の中でぼんやりとしていた興味や適性を整理できるということもあるようですね。
一方、OB・OG訪問をしなかった人の理由として多かったものは、
▽必要性を感じないから(31.8%)
▽申し込み等するのが面倒だから(18.4%)
▽申し込み方法や手順がわからないから(16.2%)
▽物怖じして会いに行けないから(14.2%)
など、さまざまでした。
マイナビの担当者
「インターンシップでも会社の雰囲気はわかると思いますが、社員の本音を聞きやすいという意味では、OB・OG訪問はとても有益だと思います。初対面の人と直接会うのは敷居が高いと思う場合は、WEBを活用するのもよいと思います。また、OB・OGを紹介してくれる専門のサイトや大学のキャリアセンター、就職情報サービスなど、信頼できるサービスを通して紹介してもらうようにしてほしいです。」
※対象:23年卒の大学生・大学院生 期間:2022年5月25日~31日 有効回答:2037人
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