コーヒーに魅せられ、バリスタとして充実した日々を過ごしていた若者。そのさなか、交通事故で命を落とします。「コーヒーで人と人とをつなぎたい」いま、彼のふるさとで、その遺志が受け継がれています。
2023年1月6日
安倍元総理大臣が銃撃され死亡した事件で警察庁の検証結果が公表されたことを受け、辞職の意向を表明した奈良県警察本部の鬼塚友章本部長の会見の全文です。
2022年12月28日
気がつくと、7歳の息子はいつも電車のおもちゃで遊んでいました。夢は車掌さんになることでした。しかし、あの日から父親はその小さな背中を抱きしめることができていません。ことし4月、息子は知床で観光船「KAZU I」に乗りました。いまも行方がわかっていない息子と、父親は夢の中でだけ再会するようになりました。親子で過ごすその時間を、日記に書き残し続けています。
2022年12月27日
9年前、15歳の少女が見ず知らずの少年に襲われ、命を失いました。変わり果てた娘と対面した直後、父親の元に届いたのは、娘のことを「屍」と呼ぶ事務的な文書でした。
2022年12月23日
仕事への復帰を目指していた男性は、1年前大阪でクリニックが放火された事件で命を奪われました。事件から1年、男性の妻は遺品につづられた夫からのメッセージを心の支えにしています。
2022年12月16日
大阪でクリニックが放火され26人が犠牲になった事件。事件のあったクリニックに通っていた2人の患者は「患者だったからこそ伝えたいことがある」といいます。事件から1年、2人のいまを見つめました。
大阪でクリニックが放火された事件。亡くなった医師の妹は兄の足跡をたどって患者の力になる道を歩き始めました。
3年前、小学校への登校途中に起きた交通事故。少女の命を奪ったのは信号無視の車です。納得できない苦しみを抱きながら、母親は天国にいる娘にしてあげられることを続けてきました。母親が振り返る事故当日のこと、そして娘への思いです。
2022年12月9日
中央自動車道の笹子トンネルの天井板が崩落した事故。そのとき、現場をたまたま通行していて、奇跡的に脱出した記者がいます。事故が起きた瞬間にその場にいた「当事者」として、事故そのものと、そして遺族とも向き合ってきました。「生き残ったからこそできることとは、いったい何なのか」。悩み続けた記者の背中を押したのは、遺族の言葉でした。
2022年12月2日
10年前の2012年12月2日。中央自動車道の笹子トンネルで最愛の娘を亡くした夫婦がいます。突如、崩落したトンネルの天井板。あの事故から娘の、そして夫婦の時間は止まりました。事故から10年がたったことし、夫婦はこれまで触れることができなかった遺品のトランクを初めて開きました。”おいしいおべんとうをつくってくれる。そんなおかあさんがだいすきです” トランクを開けて感じたのは“娘の存在”そのものでした。
2022年12月1日