2021年10月21日
「いきたかった企業のインターンシップの選考に落ちた・・・これじゃ採用選考を受けても落ちるだけ」
こう思っていませんか?
※マイナビ「2023年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」「2022 年卒 学生就職モニター調査(8月)」より
(内々定を表記上内定としています)
【約9割がインターン“落ちた”経験】
多くの企業が実施しているインターンシップ。
23年卒の大学生は8月の時点で73.9%が参加し、前の年よりも12.5ポイント増加しています。
オンラインで実施されるインターンシップが普及し、気軽に参加できるようになったことが背景にあるとみられます。
ただ、インターンシップの選考を受けたことがある学生のうち87.4%が選考に落ちたことがあると答えています。
インターンシップは、“採用選考よりも倍率が高い”とも言われています。
【「本選考受けない」6割】
では、インターンシップに参加できなかった学生はいわゆる本選考を受けるべきなのか。
「受けてもしかたない・・・」と思ってしまう学生もいると思います。
実際、22年卒の大学生はどう行動したのでしょう。
その企業の採用選考を受けなかった学生は、64.5%に上ります。
一方で、改めて採用選考に臨んだと答えたのは35.5%。
そのうち、21.8%は内定を勝ち取っていました。
インターンに落ちたからと言って、決して諦める必要はないようです。
【インターンシップと採用の選考は別】
インターンシップの選考に落ちると、“本選考”を受けてもらえない。
こうした傾向は、企業側の悩みにもなっています。
企業の中にはインターンシップの様子を撮影し、参加できなかった学生に動画を公開するなど、インターンシップに落ちても本選考を受けてもらえるよう、工夫しているところもあると言います。
学生と企業とで、意識のギャップがあるのです。
インターンシップで一度落とされると、その企業の印象が悪くなることもあります。
経験だと割り切って、インターンシップの選考に落ちた原因を分析・克服して自分を磨き、採用試験に改めて臨んだほうがよさそうです。
職場の様子はOB・OG訪問などを通しても知ることができます。
インターンシップはあくまで手段のひとつにすぎません。
(調査期間:
2021年8月20~31日 回答:2023年卒業予定の大学3年生、大学院1年生 7740人,
2021年8月25~31日 回答:2022年卒業予定の大学4年生、大学院2年生 1906人)
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