2019年08月30日
ことし就活に向き合った2020年卒予定の学生の間で流行した就活用語ベスト10。就活生にとっては日常ワードですが、さて、就活生以外のみなさま、いくつ知っていますか?
就活用語ベスト10をまとめたのは、就職情報会社「マイナビ」(『2020年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況』。調査期間7月25日~31日、有効回答数1972名)。2020年卒の大学生・大学院生に対し「あなたのまわりで流行った就職用語」をアンケートしました。
その結果です。
堂々の1位は、ここ数年、常に上位に位置している「お祈り」。
就活生以外のみなさま、意味わかりますか?
「お祈り」は不採用通知にテンプレートのように付いている「今後のご活躍をお祈りしております」という言葉が語源。「ダメだった・・・」という意味で「お祈りメールきた・・・」というように使われます。祈られても、悲しさは紛れませんけどね…。
2位は「ガクチカ」。“学食の地下”ではなく、“学生時代に力を入れたこと”の略。面接で聞かれたり、エントリーシートに記述を求められたり。エピソードをひねり出すのが大変で、これに苦労する人も多いですね。
3位はサイレント。おそらく不合格、だけど連絡がないというもの。「学生には内定辞退の連絡を求めるのに、企業側は落としても通知すらない!」という、学生側からの恨み節でもあります。
その他、売り手市場を反映し、内々定を出した企業が、学生に就職活動を終えるよう強制する「オワハラ」、いくつも内定を手にした学生が本命以外の企業に辞退の連絡をする「終活」など、ここ数年、話題になっている言葉が上位に並びました。
ランク外では、相手の行動を何でも強みとして捉えて褒める「それ強みじゃん」や、インターンシップ参加者の一部に案内される早期選考資格、「ファストパス」など。また、「本当に、この会社でいいのか・・・」と不安になる「内定ブルー」などを挙げる人もいました。
悲喜こもごもの就職活動を振り返る流行語の数々。来年の春には、この経験を糧に、社会人として晴れやかな一歩を踏み出されることをお祈りしております。
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