2019年04月26日
平成の人気企業を振り返るシリーズ。
今回はバブル経済崩壊後の時代を見ていきます。
平成11年(1999年) 就職氷河期
プロレスのジャイアント馬場死去(1月)
NTTドコモ iモードサービス始まる(2月)
失業者が初めて300万人の大台に(3月)
政府が大手銀行15行に公的資金7兆円の資本注入(3月)
「失われた10年」と名付けられたこの時代。
大企業でさえも経営が悪化、大型倒産も相次いだあとで、当然、厳しい就職活動に。
採用を大幅に減らす企業が相次ぎました。
学生が自分の就職活動を漢字1文字で表現する調査では、1位に「苦」、2位に「忍」。
つらさがにじみ出ています。
マイナビの人気企業ランキングにも、平成元年とは大きな違いが出てきます。
まずは文系から。
各業界トップの企業が占める
平成元年に名を連ねていた銀行・証券や商社の多くは姿を消しました。
大きく変化した点は、偏った業種に人気が集まるのではなく、各業界のトップ企業が多いこと。
文系でも電機、自動車、飲料などのメーカーもランクイン。
先行きが見えない中、学生は、業界トップの企業ならば生き残るのではないかと考えていたようです。
理系はどうだったのでしょうか。
通信系が台頭
通信系の企業がランキングに入ってきました。
この年、NTTドコモはiモードのサービスを開始しています。
インターネットが普及しはじめ、一般の家庭にも定着してきた頃です。
今では当たり前のように使っていますが、ほんの20年前のことでした。
平成元年にランキング上位を占めていた建設業は、ほぼ姿を消しました。
バブルが弾けて公共事業が減る中、学生からの人気にも変化があらわれていました。
※企業名は当時のもの
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