アメリカでは18歳以上の国民に選挙権がありますが、日本のように自治体から各世帯に投票所の入場券が自動的に送られてくるわけではありません。
投票するためには、居住地の選挙管理委員会に事前に申請して「有権者登録」をする必要があります。
登録の締め切りが迫る10月上旬。
南部ジョージア州では、共和党支持者のボランティアが戸別訪問をして有権者登録を呼びかけていました。
ボランティアは老若男女、人種もさまざま。

担当者から説明を受けたあと、ボランティアは有権者の情報が登録されているアプリを使い、まだ「有権者登録」を済ませていない支持者の家をまわっていました。
ジョージア州は、2年前の大統領選挙や上院議員選挙でも大接戦の末、民主党が共和党を押さえた激戦州です。
敷地が広く1軒1軒離れているアメリカの住宅地。
徒歩での戸別訪問は思った以上に体力を使います。

呼びかけに参加した女性は「前回の大統領選挙では4人に1人が登録していなかったと聞いている。登録する人を増やしておけば結果は変わっていたかもしれない。だからやらないとね」と話していました。