自動車税を払っていますか ~滞納額760億円の実態~
自動車税を納めない人の財産に対し、差し押さえるという異例の措置に踏み切った自治体が現れた。これまでにない強硬策をとる理由は、県の財政が危機的状況にあるからだ。福岡県内だけで自動車税の滞納は実に51億円にのぼる。今夜は、全国で増え続けている自動車税滞納の実態と課題に迫る。
自動車税を納めない人の財産に対し、差し押さえるという異例の措置に踏み切った自治体が現れた。これまでにない強硬策をとる理由は、県の財政が危機的状況にあるからだ。福岡県内だけで自動車税の滞納は実に51億円にのぼる。今夜は、全国で増え続けている自動車税滞納の実態と課題に迫る。
全国の大学には、貴重な標本が2500万点も有ると言われている。しかし人材や予算が不足しているため、半数近い1000万点以上が未整理のまま放置されているという。一方標本は情報の宝庫だと位置づけ、管理をすすめるアメリカの大学。日本の大学の標本が、整理もされず放置されている背景にはいったい何があるのか、2500万点に及ぶ大学の標本の実態と課題に迫る。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病が増えている。これらの人たちの症状に合わせて治療食を宅配するサービスが全国に広がり始めている。その最前線を追う。
倒産やリストラで職を失った人をねらった、新手の詐欺事件をクローズアップ。新しく設立する有望なベンチャー企業にお金を出せば、出資金に応じて希望するポストにつけると誘われ、1400人もの人が総額28億円を出資した。しかし、新会社は作られず、出資した人は失職した。なぜ、これほどまでに被害が広がったのか、詐欺の手口と背景に迫る。
計画に反対が、およそ10万3000票。賛成が、およそ9300票。吉野川の可動堰の計画の是非を問う住民投票で、投票した徳島市の住民の大多数がNOと言う意志を表明した。今夜は計画に批判的な市民グループ代表と、計画を推進する建設省徳島工事事務所所長の2人の討論を交えながら、公共事業に民意をどう生かすのかを探る。
有害廃棄物が日本からフィリピンに不正に輸出されていた事件で、有害廃棄物の処理をめぐる日本のずさんな実態を浮き彫りにした。大量のゴミはどのような手口で輸出されたのか。なぜ有害な医療廃棄物が含まれていたのか。不正輸出事件の背景に迫る。
ロボットが家庭やオフィスで、働いたり私たちの話し相手になる時代が急速に訪れようとしている。ロボットは私たちの暮らしにどこまで身近な存在になるのか。ロボットと暮らす未来に案内する。
筆記試験を全く行わずに、人物を重視した新しい入試を取り入れる大学が急増している。AOと呼ばれるこの入試で日本の大学はどう変わるのか。新しい入試制度の課題と可能性に迫る。
5年前の阪神大震災は、木造住宅の耐震性を問い直すきっかけとなった。横浜市が行った耐震診断では、70%を超える家が、大地震が来ると危険だと判定された。いま住んでいる家は安全か、どうしたら地震に強い家ができるのか、木造住宅の耐震性を徹底検証する。
阪神大震災で多くの中小企業が深刻な被害を受けた。あれから5年、厳しい経営を迫られる被災地の中小企業の実情と課題を検証する。
今、遺伝子を解析して野生動物の絶滅を回避しようという試みが始まっている。遺伝子の配列を調べることで絶滅の危険度をキャッチしようというねらいだ。また、遺伝子研究をもとに新たな保護策もスタートした。環境庁の「緑の回廊構想」だ。遺伝子解析は、野生動物保護の切り札となるのか、番組では、その可能性と課題を探る。
不登校の生徒の受け皿として新たな進学の道が開かれようとしている。その一つがサポート校。中学校の成績を問わず受け入れ、通信制高校の勉強を手伝う民間の教育施設だ。さらに、公立高校の間にも不登校生が進学できるチャンスが広がってきた。新たな進学先で再出発をめざす不登校の生徒たち。変わり始めた教育現場の実情と課題に迫る。
いま社宅が相次いで売却されている。この5年間で消えた社宅は30万戸以上に及ぶ。売却され、消えてゆく社宅。その現状と行方を探る。
前回のオリンピックを最後に一度引退した水泳の千葉すずさん。しかし、去年再び現役に復帰し、日本選手権の200M自由形を日本新記録で優勝し、見事に復活した。番組では、3回目のオリンピック出場を目指す千葉すずさんの再挑戦の姿を追う。