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2024年 1月

新しい記録から見る
2024年1月31日(水)

能登半島地震1か月 暮らしの再建は今 輪島朝市の人たちの選択

千年を越す歴史を持つ輪島朝市は地震で300棟が焼失したとされます。その11日後、取材班は輪島朝市に入り、商店や食堂、輪島塗の販売店を営む人たちを取材。120を超える工程がある輪島塗は職人が一人欠けても産業が成り立たず、漁は海底が隆起したため再開できません。厳しい避難生活を強いられる上に、先行きの見通しが立たず故郷に残るか離れるか、選択を迫られていました。八方ふさがりの ...

2024年1月30日(火)

“卵子提供”国内で広がる背景は

第三者の卵子を使ってできた受精卵を自らの子宮に移植し出産する「卵子提供」。これまで20年以上必要なルール整備が進まず、多くが海外に渡って行われてきました。しかしコロナ禍以降、身近な国内のクリニックで数多く行われている実態が、仲介する複数のエージェントへの独自調査で明らかになりました。国内でのルールがない中でなぜ拡大?心身へのリスクは?法整備にはどんな課題?ニーズが高ま ...

2024年1月29日(月)

ガザと“ホロコースト生還者(サバイバー)” 殺りくはなぜ止まないのか

ガザ地区への攻撃を続けるイスラエル。死者は2万5千人を超えました。かつて600万人が犠牲になったホロコーストを経験したユダヤ人国家は、なぜパレスチナの人道危機に目をつむるのか。「国は正しい道を進んでいないのでは…」秘めた思いを口に出来ない“ホロコースト生還者”も。イスラエルで今何が?日本でも話題となったホロコーストサバイバーのドキュメンタリーを制作した監督インタビュー ...

2024年1月24日(水)

疑惑の政治資金 〜問題の深層と改革の行方〜

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件は、3つの派閥が解散する事態に発展。長年、政治に大きな影響を及ぼしてきた派閥のあり方が焦点になっています。揺れる議員を単独取材し、今後への影響を展望します。そして政治不信を払拭するために、どのように政治資金の透明化を図るのか。元秘書などの独自証言から問題の深層に迫り、これまで積み残されてきた「政治とカネ」の問題をどう改革して ...

2024年1月23日(火)

シリーズ 新時代へのエール② 他者を“理解”し合える世界へ 作家・佐藤優

テレビのロングインタビューを拒み続けてきた作家・元外交官の佐藤優さんがクロ現に登場!自身の秘話を交え、新時代への思いを語りました。外交官時代、旧ソ連・ロシアの中枢深くに入り込み、鋭い分析力から現代の“知の巨人”とも評される佐藤さん。ウクライナ戦争やガザ紛争など不安定さを増す現代、最も必要だと語ったのは“他者の論理を理解すること”です。2024年を日本、そして私たちはど ...

2024年1月17日(水)

迫る「災害関連死」の危機 能登半島地震・被災者をどう守る

能登半島地震の被災地は今、瀬戸際に。生活環境の悪化や精神的負担などで命をも奪う「災害関連死」の危機。最も多くなるのが発災後1か月以内とされ、どう命を守るのかが喫緊の課題に。災害関連死の概念が生まれたのは29年前の阪神・淡路大震災。圧死などの「直接死」だけでなく、心不全や肺炎といった疾患で命を落とす者も少なくないことが明らかに。当時の経験を携え能登入りした医療チームの闘 ...

2024年1月16日(火)

シリーズ 新時代へのエール① 自分を見つめ踏み出す一歩を 作家・西加奈子

作家・西加奈子さんが語る“新時代へのエール”。カナダ・バンクーバーでの乳がん治療の体験をつづった自身初のノンフィクションがベストセラーに。その体験やこれまでの記憶を種に書かれた短編集も、多くの読者の心を打ち続けています。「あるべき姿」に縛られ息苦しさを感じる今の時代にこそ、「ありたい姿」や幸せのをかたちを捉え直すことが必要だという西さんの思いとは。タレント・俳優の長濱 ...

2024年1月10日(水)

羽田空港 衝突事故 緊急時、命を守る“判断”とは

羽田空港で日本航空の旅客機が海上保安庁の航空機と滑走路上で衝突し炎上。海保の乗組員5人が死亡、日本航空516便の乗客乗員379人は全員が脱出用スライドから避難しました。専門家は“前代未聞のあり得ない事態”と指摘する今回の事故。究明が急がれる「原因」とは?そして混乱の最中、命を守るために乗客乗員が取った判断や行動が独自取材から見えてきました。“もしもの時”、私たちはどう ...

2024年1月9日(火)

緊急報告・能登半島地震 拡大する被害の実態

2024年が幕を開けた元日、日本を襲った巨大地震。石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震は、津波、建物倒壊、土砂崩れ、大規模火災など数々の災害を引き起こし、死者・安否不明者など被害が拡大。その全容はいまだ見えていません。現地の緊急取材から1週間、新たに浮かび上がってきた今回の地震の脅威、長期化する避難と被災した人たちの現実、そして求められる支援や課題など ...