書き換えられた原爆展示計画 ~米・スミソニアン展論争~
アメリカ・ワシントンの国立スミソニアン博物館で来年春から始まる第2次大戦と原爆の展示が、退役軍人会などの強い抗議で大幅に変更された。博物館側は何を伝えようとしたのか、退役軍人側は展示のどの部分に反発したのか。終戦から50年を目前に高まる論争の背景に迫る。
アメリカ・ワシントンの国立スミソニアン博物館で来年春から始まる第2次大戦と原爆の展示が、退役軍人会などの強い抗議で大幅に変更された。博物館側は何を伝えようとしたのか、退役軍人側は展示のどの部分に反発したのか。終戦から50年を目前に高まる論争の背景に迫る。
今月21日におきたソウル市ハンガンにかかるソンス大橋の落下事故について、その原因と韓国の政治や社会に及ぼした波紋をさぐる。
1500年続いた縄文時代最大の遺蹟が、青森市でそっくり出土した。三内丸山遺蹟は、これまで考えられていた縄文人の姿を塗り替えている。直径1メートルの大きな柱は、巨大な建物を想像させる。 今夜は、日本の成り立ちまでも変えようとしているこの遺蹟の全貌に迫る。
自転車の保有台数は全国で7500万台、放置自転車は1日77万台、東京都の自治体が1年間にかけた撤去費用は71億円と10年間で10倍になった。増え続ける放置自転車の実態と自治体の対策を報告し、放置自転車がなくならない背景を探る。
食品を選ぶ時、まず確かめるのが製造年月日。しかし、製造された日付にこだわる強い傾向が、生産や流通の現場に思わぬ負担をもたらしている。鮮度を求めるあくなき競争の実態に迫る。
気象庁は「南極上空のオゾンホールが観測史上最大になつた」と今日発表した。オゾンの量は世界各地で年々確実に減り、皮膚がんなどを引き起こす有害な紫外線の増加が心配されている。オゾン層の破壊が何故これほどまでに進んでいるのか。 番組では、そのなぞと私たちの生活への影響を見てゆく。
今から45年前に行われた旧ソビエト最初の原爆実験。NHKは、極秘の記録映画を世界に先駆けて入手した。 番組では、ソビエト原爆第1号の実態とそれがもたらした被爆者問題に迫る。
東京の墓地不足は深刻化する一方。遺骨は寺の一時預かり所に置かれたり遺族が墓地を地方に求めたり、寺が地方に移転したりする。寺の移転を助けるコンサルタントもできた。墓地不足の問題を多角的にリポートする。
今、音楽界でかつてない現象が起きている。これまで1年に1、2曲しか生まれてこなかった100万枚を突破するミリオンセラーが、今年9月末までで、すでに15曲も誕生している。なぜミリオンセラーがこれほど多く誕生しているのか、最新ヒット曲の秘密に迫る。
10月4日に起きた北海道東方沖地震の直撃を受け、最も深刻な被害がでた色丹島。80%の建物が壊れ、家を失った島の人たちは今だに続く余震の中、不安な日々を送っている。 番組では、島を捨てる人、残る人、北方四島の被害の実態と島の人たちの今を伝える。
アメリカの風景からタバコと灰皿が消えようとしている。すでに駅や空港など公共施設はほとんど禁煙。レストランやオフィスからも灰皿が撤去され、禁煙しない社員は即、クビという会社さえ現われた。高まる一方のアメリカの禁煙熱、その現状と将来を探る。
先月、インド西部の都市スーラトで発生したペストは、全土に広がり死者53人、患者は5000人を超えてパニックをもたらした。10月に入ってようやく鎮静化してきたが、今回の大流行の背景となった貧困や衛生思想の低さなどの問題点を探る。
日本とロシアが領有権をめぐって対立を続けている北方領土。周辺は豊かな漁場である。ロシアが事実上支配する海へと入ってゆく日本漁船がロシア国境警備隊によって銃撃されるという事件が相次いでいる。 番組では、緊張の海で今何が起きているのか最新の動きを伝える。
今夜は、人間関係を恐れる引きこもりの若者を取り上げる。最近、仕事や勉強に行き詰まり、人間関係に自信を持てなくなった20代の若者が急増していると言われる。そして、自殺や家庭内暴力など深刻な問題も起きている。 番組では、なぜ若者たちは社会との関わりを持てず引きこもってしまうのか、家庭はどう対応しているのかを探る。
ベトナム人労働者が電車にはねられて死んだ。事故か自殺かは不明。この人はボートピープルとして来日、12年日本で働いてきた。一人のベトナム難民が日本で過ごした12年間をたどる。
海外の産地から送られてくる野菜が今、日本の空港や港に殺到している。その中には、レタスやトマトといった生鮮野菜まで含まれている。生鮮野菜の輸入はなぜ急増しているのか、国内産地への影響はあるのか。安い野菜が大量に輸入される意味を考える。