共産党大会が開かれている中国・北京では、街のあちこちにスローガンが登場しています。
繁華街の歩道橋には37文字に及ぶものも。
「習近平同志を核心とする党中央の周囲にますます緊密に団結し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大なる業績を創造しよう」
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スローガンとは本来、団体や運動の主張を短い言葉で表したもののこと。
これでは長すぎて、簡単には覚えられなさそうです。
北京市内の書店に設けられた習近平国家主席の本を特集したコーナー。
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習主席の指導思想も「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」と中国語で16文字もあります。
さすがに長すぎると、党大会で「習近平思想」に短縮されるという見方も出ています。
個人の名前のすぐあとに「思想」がつくのは、これまでに「毛沢東思想」だけ。
党大会で改正される党規約に「習近平思想」の5文字が明記されれば、習主席の権威が「建国の父」とされる毛沢東に並ぶことになります。