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文化
2022.05.18
去年(2021年)2月、小説『推し、燃ゆ』で芥川賞を受賞した沼津市出身の大学生・宇佐見りんさん。賞の贈呈式で、こう語っていました。
「3作目の原稿は私にとってもっと、一生にとっても大事なものになると思います。本を読んでくださる方々に早く届けたい、その一心です」
あれから1年あまり。「早く届けたい」と語っていた新作『くるまの娘』が発売されました。
図書館への単行本の寄贈などのために生まれ故郷の沼津を訪れた宇佐見さんに、作品に込めた思いを聞きました。