災害列島 命を守る情報サイト

私たちは誰もが災害の危険と隣り合わせで生活していると言っても過言ではありません。防災情報の基礎知識や「いざ!避難」という時にとるべき対応を分かりやすく解説しています。

知識 想定

大雪や路面凍結 転倒事故を防ぐ 注意点は?

大雪や路面凍結の際に必ず起きるのが転倒事故です。雪が積もった道、ブラックアイスバーン、階段や坂、横断歩道や建物の出入り口も注意が必要です。都市部では不慣れな方もいると思います。危険な場所は?転倒せずに歩くには?服装は?ポイントをまとめました。

各局で放送された防災ニュースや解説の内容です

転倒事故に注意

特に雪に慣れていない地域では、歩行中に転倒して思わぬけがにつながることがあります。

注意が必要な場所

basic-knowledge_16_08

車や人が多く通行する道
横断歩道
道路や歩道の脇
バスやタクシーの乗降場所
歩道橋
ビルや住宅の日陰
鉄道や地下街の出入り口



歩行の際の注意点

basic-knowledge_20211216_02_thumb

滑り止めの付いた靴を履く
歩幅を小さくする
靴の裏全体を地面につけて歩く
両手を自由にし、手袋の着用を
転ぶときはお尻から
リュックサックを利用

【“ペンギン歩き”をイメージ】
歩幅は小さく足裏全体を地面につけてペタペタ歩く
イメージはペンギンの歩き方です

basic-knowledge_20211216_02_04
basic-knowledge_20211216_02_01

危険なブラックアイスバーン

basic-knowledge_20211216_02_03

雪がとけて無くなったと思っても路面の状況には注意してください。路面が黒く見えていても凍りついてすべりやすくなっていることがあります。特に雪がとけてからでも冷え込むなどした場合は危険な状態が続きます。慎重な歩行を心がけてください。


banner
NHK防災・命と暮らしを守るポータルサイト