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プールD 日本代表 第4戦 対アルゼンチン

10月8日日曜日、日本代表対アルゼンチン代表戦の試合結果。ラグビーワールドカップ 2023試合情報。過去の日本戦結果、予選での戦績、最新の戦いぶりなどの評価や注目選手など最新情報をお伝えします。

動画

目次

    日本×アルゼンチン タイムライン

    アルゼンチンとは

    世界ランキングとW杯過去成績

    世界ランキング7位のアルゼンチンは、ワールドカップには、10大会連続10回目の出場で、過去最高の成績は2007年の3位です。(※2023年10月23日現在)

    W杯出場までの道のり

    前回の日本大会では1次リーグを突破できなかったものの、グループ3位となり、フランス大会への出場権を手にしました。

    ラグビースタイル

    アルゼンチン代表は、ピューマを意味する「ロス・プーマス」の愛称で呼ばれ、ほとんどの選手がヨーロッパの強豪クラブでプレーしています。チームを率いるのは前回大会でオーストラリアを率いた名将マイケル・チェイカヘッドコーチで、去年行われた南半球4か国対抗戦では、ニュージーランドを25対18で破ったほか、ことし7月15日にはオーストラリアに34対31で競り勝つなど世界トップクラスのチームへと成長しています。世界でも屈指のフィジカルの強さを誇るフォワードと正確なキックでグラウンドを広く使い、展開するラグビーを得意とします。

    世界ランキング 7位 ※2023年10月23日現在
    W杯出場回数 10大会連続10回目
    戦歴 3位(2007年)

    日本との対戦

    日本はアルゼンチンと1999年のワールドカップで対戦し12対33で敗れていて、通算成績は1勝5敗と大きく負け越してします。日本は、10月8日の1次リーグ最終戦で対戦することになり、決勝トーナメントに進むための大一番となる可能性があります。

    注目選手は

    アルゼンチン代表 フリアン・モントーヤ選手

    キャプテンのフリアン・モントーヤ選手は、フッカーとプロップのポジションでプレーし、驚異的な突進力を持ちながら、セットプレーの要にもなっていて、チームの大黒柱です。

    アルゼンチン代表 パブロ・マテーラ選手

    また、日本のリーグワンでプレーするフランカーのパブロ・マテーラ選手は、前回の日本大会でキャプテンを務め、ずば抜けた突破力とタックルされながらもボールをつなぐオフロードパスの正確性が光る中心選手の1人です。

    アルゼンチン代表メンバー33人

    ラグビーのワールドカップフランス大会に臨むアルゼンチン代表のメンバー33人です。

    ポジション 代表メンバー
    FW(PR) ナウエル・テタス チャパロ(188cm/112kg)
    FW(PR) フランシスコ・ゴメス コデラ(184cm/120kg)
    FW(PR) ジョエル・スクラビ(188cm/137kg)
    FW(PR) トーマス・ガジョ(176cm/107kg)
    FW(PR) エドゥアルド・ベージョ(191cm/120kg)
    FW(HO) フリアン・モントーヤ(183cm/113kg)キャプテン
    FW(HO) アグスティン・クリービー(191cm/109kg)
    FW(HO) イグナシオ・ルイス(188cm/104kg)
    FW(LO) マティアス・アレマンノ(198cm/113kg)
    FW(LO) トマス・ラバニニ(201cm/130kg)
    FW(LO) ギド・ペッティ(193cm/112kg)
    FW(FL/NO.8) ファクンド イサ(188cm/111kg)
    FW(FL/NO.8) パブロ・マテーラ(193cm/98kg)
    FW(FL/NO.8) フアン マルティン・ゴンザレス(192cm/105kg)
    FW(FL/NO.8) サンティアゴ・グロンドナ(198cm/110kg)
    FW(FL/NO.8) マルコス・クレメル(196cm/116kg)
    FW(FL/NO.8) ペドロ・ルビオロ(191cm/114kg)
    FW(FL/NO.8) ロドリゴ・ブルーニ(188cm/110kg)
    BK(SH) ゴンサロ・ベルトラノウ(174cm/72kg)
    BK(SH) ラウタロ・バザン べレス(170cm/80kg)
    BK(SH) トマス・クベリ(175cm/81kg)
    BK(SO) サンティアゴ・カレラス(183cm/88kg)
    BK(SO) ニコラス・サンチェス(177cm/83kg)
    BK(CTB) サンティアゴ・チョコバレス(188cm/101kg)
    BK(CTB) ルシオ・シンティ(190cm/90kg)
    BK(CTB) ヘロニモ・デ ラ フエンテ(184cm/98kg)
    BK(CTB) マティアス・モロニ(185cm/88kg)
    BK(WTB/FB) エミリアーノ・ボッフェーリ(191cm/91kg)
    BK(FB) フアン クルス・マリア(182cm/92kg)
    BK(WTB/FB) マテオ・カレラス(170cm/82kg)
    BK(WTB/FB) フアン・イムホフ(185cm/90kg)
    BK(WTB/FB) ロドリゴ・イスグロ(185cm/94kg)
    BK(WTB/FB) マルティン・ボガド(192cm/98kg)

    元日本代表 五郎丸歩さんに聞く~アルゼンチン戦のポイントは?

    五郎丸歩さん

    五郎丸歩さんは福岡市出身の37歳。現役時代は日本を代表するフルバック。正確なキックが持ち味で、テストマッチ通算711得点は最多記録。2015年のワールドカップで、強豪・南アフリカからの歴史的勝利に貢献し、大会のベストフィフティーンに選ばれる。プレースキックの際、両手を体の前に合わせる独特な「五郎丸ポーズ」で大きな注目を集めました。

    前回のベスト8を上回るベスト4以上を目指す日本代表(世界ランキング14位)にとって、1次リーグ最終第4戦の相手は、プールDの中で最も世界ランキングが上位のアルゼンチン(10位)。圧倒的なフィジカルが持ち味のチームです。日本が1次リーグを突破するために重要な一戦となります。試合の見どころについて、元日本代表の五郎丸歩さんが解説します。
    (※ランキングは2023年9月11日現在)
    (聞き手:スポーツニュース部 記者 小林達記)

    Q.1次リーグの4戦目にアルゼンチンと対戦するが?

    圧倒的なフィジカルが持ち味

    五郎丸さん

    かなりタフな試合になると思います。3試合でかなり疲れますし、プールDでおそらく1番フィジカルが強いアルゼンチンと試合をすることになります。そこまでフレッシュな状態でいられる選手は誰もいないでしょうし、その中でどこまで戦えるかというのは日本代表が成長するためには通らなくてはいけない道だと思います。

    Q.アルゼンチン戦のキーマンは?

    カギを握るのはロック陣

    五郎丸さん

    キーマンとなるのは、フォワード2列目、ロックの選手たちです。アルゼンチンの4番5番の選手たちは、ボールを持ってとにかく走ってくる。日本は、ここで一歩も引かずに低いタックルで1発で倒したり、相手にストレスを与えたりすることで、アルゼンチンはかなりプレッシャーを感じるのではないかと思います。

    Q.どういう戦い方をすればアルゼンチンの隙を突けるか?

    素早い攻撃ができるか

    五郎丸さん

    サモアもイングランドもアルゼンチンもそうなんですが、やっぱりひとつはアタックの時はボールを速く出すということと、相手に的を絞らせないこと、あとはハイボールのキック処理。この3つがうまくいけば、勝利が近づくと思っています。

    ラグビーワールドカップ2023 フランス大会の最新ニュース。試合の日程・結果、日本代表を中心に各チームの最新情報などをまとめてお伝えします。

      情報が入り次第お伝えします

      スケジュール

      日本代表