大阪市内のビルに入る心療内科のクリニックが放火され、26人が犠牲となった事件。
1か月が過ぎた今も、現場には患者がたびたび訪れ、手を合わせている。
通院していたのは、周辺の府県を含め少なくとも800人。
私たちは今回、現場で出会った患者1人1人にあらためて話を聞き、事件の影響について取材した。
実感したのは、現場のクリニックが彼らにとって文字どおり“かけがえのない場所”だったことだ。
(※3月8日追記 この事件に巻き込まれて亡くなった方は26人となりました)
(取材班:細川高頌 髙田実穂 冨士恵里佳)