Q.ワクチン輸送と保管の方法は?

A.
ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチンは、専用の冷凍庫を使ってマイナス75度前後で保管されます。

そして、必要に応じて接種を行う診療所などに冷蔵した状態で輸送します。

厚生労働省は2月10日にワクチンを輸送する際の新たな指針をまとめ、冷凍せずに輸送する場合は、▽ワクチンが入った容器を国が用意した保冷バッグに入れて固定し、▽輸送にかける時間は原則、3時間以内、▽離島に運ぶ場合などでも12時間以内としています。

一部の自治体では、輸送にバイクを使用する検討も行っていましたが、解凍したワクチンに振動を与えると品質や有効性が低下するおそれがあるとして、バイクや自転車の利用を避けて、安定した状態で運搬するよう求めています。

(2021年2月12日時点)