Q.ワクチンの「クーポン」って?

A.
新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けるために必要なのが、クーポン=接種券です。

厚生労働省によりますと、▽まず高齢者にクーポンが配られ、その後、▽それ以外の人に配布されます。このクーポンには▽名前や管理番号などが記載されていて、▽ワクチンの接種会場に持って行けば、無料で接種を受けることができます。

接種は原則として、住民票を登録している市町村で受けることになりますが、やむをえない事情がある場合は、それ以外の市町村でも受けることができます。

具体的には、▽出産のために帰省している妊産婦、▽単身赴任している人、▽下宿している学生、▽DV=ドメスティック・バイオレンスやストーカー行為、それに児童虐待などの被害者、▽入院・入所している人、▽基礎疾患のある人が主治医のもとで接種する場合、▽災害の被害にあった人、▽勾留・留置されている人、▽受刑者、▽このほか、市町村長がやむをえない事情があると認めた人とされています。

住民票の登録地以外での接種を希望する場合は、原則として、接種の対象になっている期間中に、希望する市町村に対し事前に届け出を行う必要があります。

(2021年2月12日時点)