【詳しく】センバツ 報徳学園が2年連続決勝へ 中央学院に勝利

センバツ高校野球は30日、準決勝の2試合です。第2試合は兵庫の報徳学園が 千葉の中央学院に4対2で勝って、2大会連続の決勝進出を決めました。
31日の決勝は、群馬の高崎健康福祉大高崎高校と報徳学園の顔合わせとなりました。

記事後半では試合の経過を詳しくお伝えしています。

報徳学園が中盤突き放し逃げ切り 2年連続決勝へ

報徳学園は1回、2アウト二塁の場面で4番の齋藤佑征選手が4試合連続となるタイムリーヒットを打って先制しました。

報徳学園 辻本侑弥選手が適時打

4回に同点に追いつかれましたがそのウラ、1アウト二塁三塁から8番・辻本侑弥選手のタイムリーと、続くバッター・間木歩投手のスクイズで2点を勝ち越し、5回にも1点を加えました。

報徳学園 間木歩 主将がスクイズ

対する中央学院は3点差の8回に3番・水嶋悠選手のタイムリーヒットで1点を返し、9回にも2アウト二塁三塁と一打同点のチャンスを作りました。

報徳学園 今朝丸裕喜 投手

ここで報徳学園は2人目の今朝丸裕喜投手をマウンドに送り、最後のバッターをレフトフライに打ち取り、報徳学園が中央学院に4対2で勝って2大会連続で決勝に進みました。

この結果、31日の決勝では、群馬の高崎健康福祉大高崎高校と報徳学園が対戦することになりました。
健大高崎は春夏通じて初の優勝を、報徳学園は22年ぶり3回目のセンバツ優勝を目指します。

《報徳学園 監督・選手談話》

大角健二監督「決勝はリベンジを果たしたい」

準優勝した去年に続き、決勝進出を決めた報徳学園の大角健二監督は、9回ツーアウトで先発の間木歩投手を代えたことについて「完投させたかったですが、相手の勢いがすごく、嫌な流れを打ち切るために変えました。しぶといピッチングをしてくれて合格点でした」と話していました。2人目の今朝丸裕喜投手については「『全力投球をしてこい』とマウンドに送り出し、その期待に応えてくれました」と話していました。
また、同点に追いつかれた直後の4回に2点を奪った攻撃については「向こうに流れをいかせなかったあの得点は大きかったです。1戦1戦、緊張感を乗り越え、1戦1戦、強くなっていと思います」と話していました。
2年連続で決勝に進んだことについて「前回はここで負けたので、リベンジを果たしたいです。一戦一戦を戦うごとに強くなっているので、あすもいつも通り試合を楽しんで勝ちに行きます」と意気込みを話していました。

間木歩 主将「絶対に決勝の舞台に帰るという強い気持ち」

2年連続の決勝進出を決めた報徳学園のキャプテンで先発した間木歩投手は「絶対に決勝の舞台に帰ってきてやるという強い気持ちでいたので、まず1つの目標が叶ってうれしい気持ちです」と話しました。そして9回途中まで2点に抑えた準決勝のピッチングについては「自分のピッチング次第で試合は変わると思い、強い気持ちで投げました。最後まで投げきれなかったのは本当に悔しいですが、チームを勝ちに導けたという面では良かったです」と振りかえりました。マウンドを降りる時に2人目の今朝丸裕喜投手に対して「今朝丸のストレートなら絶対大丈夫」と思いを託したということです。
間木投手は準優勝だった去年もメンバーに入っていて、再び決勝に進んだことについて「この1年間、ここに戻ってくるという思いでやってきました。持ち味であるコントロールと変化球を見せていきたいです」と意気込んでいました。

今朝丸裕喜投手「『任せろ』という思いでマウンドに」

9回2アウトから2人目でマウンドに上がった今朝丸裕喜投手は「緊張はしましたが、客席から歓声や拍手が聞こえて『任せろ』という思いでマウンドに立ちました」と話しました。
今朝丸投手は準優勝だった去年もメンバーに入っていて、再び決勝に進んだことについて「あの悔しい思いを晴らしたいです。これまでたくさんの強豪と戦って自信はついています。あしたは先発で投げたいです」と意気込んでいました。

【解説】報徳学園“堅実な野球”で2年連続決勝へ

報徳学園は堅実な野球を徹底し、2年連続の決勝に進みました。
準決勝では1回、ヒットで出塁したランナーを送りバントで進め、4番・齋藤佑征選手がタイムリーヒットを打って先制。4回はタイムリーヒットに加えセーフティスクイズでも得点を奪いました。

さらに5回は、ヒットを打ったランナーが盗塁を決め、これが追加点につながりました。この試合、打ったヒット8本はすべてシングルヒットでしたが小技に機動力を絡めた攻撃で効果的に得点を重ねました。

ことしの報徳学園は背番号「1」のキャプテン、間木歩投手と背番号「10」の今朝丸裕喜投手の本格派のピッチャー2人を擁し、投手力の高いチームです。

一方で大角健二監督が「得点力のあるチームではない」と話すように、去年秋のチーム打率は3割に届かず、ホームランも無しと攻撃面に課題がある中、徹底してきた堅実な野球。今大会もここまでの4試合で打ったヒット36本のうち35本がシングルヒットでしたが、犠打は一度もミスなく12個決め、要所で盗塁も決めるなど、それぞれが役割を果たす“そつのない攻撃”で打線がまさに「線」になっています。

大角監督は「厳しいなか、緊張感ある試合を戦ってくれて一戦一戦強くなっている。決勝の相手も力がありパワーだけなら負けるのでがっぷり四つでは勝てない。うちらしく相手が嫌がることをやっていきたい」と話していました。

反発力を抑えたバットも導入された今大会で理想的ともいえる戦い方を見せている報徳学園。力のあるバッターがそろっていた去年のチームでも届かなかった優勝へ、ことしは全員で束になって挑みます。

《中央学院 監督・選手談話》

相馬幸樹監督「もう少し仕掛けが早ければ別の展開に」

中央学院の相馬幸樹監督は「相手の間木投手のピッチングがすばらしく、攻撃のリズムが作れませんでした。もう少し仕掛けが早ければ別の展開になっていたのでしょうが、それだけ相手の投手がすばらしかったということで、今後の課題をもらったと思います」と振り返っていました。
今後に向けては「守備とバント、それにコントロールをはじめとした投手力が課題としてクリアになったので、練習に生かしていきたいと思います。ここから、さらに厳しい戦いになっていくと思うので、まずは現状を見極めて夏に帰ってきたいと思います」と話していました。

颯佐心汰 選手「また夏に帰ってきたい」

中央学院の颯佐心汰選手は4回のタイムリースリーベースについて「後ろにいいバッターがたくさんいるので、低いライナーで内野の間を抜くという意識で打席に入った結果がレフトオーバーという形になったのかなと思います」と話していました。
この大会を振り返り「この4試合で団結力の大切さを学びました。チャンスでのあと1本が課題として残ったので、技術やメンタルを鍛えて、また夏に帰ってきたいと思います」と話していました。

中村研心 主将「夏に向けて修正していきたい」

中央学院のキャプテン、中村研心選手は「負けてしまったので悔しい気持ちでいっぱいです。終盤は粘れましたが、最後の1本が出なかったところは、まだまだだと思うので、夏に向けて修正していきたいです」と話していました。
今大会を振り返り「甲子園はずっと憧れてきたところなので夢のようで最高の舞台でした。ベスト4まで来られてうれしい気持ちもありますが、きょうの敗戦は悔しいものだったので、借りを返しにまた夏に帰ってきたいです」と話していました。

【解説】中央学院“初球から低く強いライナーを打つ”

甲子園初勝利から準々決勝まで勝ち上がってきた中央学院。快進撃の大きな要因となったのが準決勝終了時点で全チームで最も多い11本の長打をマークした打線です。

反発力を抑えたバットが導入され飛距離が下がったとされるなか、中央学院の選手たちが口にしたのが
▽ファーストストライクを強くスイングすること
▽低くて強いライナーを打つことです。

準決勝では、4回に5番の颯佐心汰選手が初球をたたいてレフトオーバーのタイムリースリーベースヒットを打ちました。

「チームとしてファーストストライクを振るという方針です。バットが前より飛ばないので、フライを打つというよりは内野の間をライナーで抜くほうが可能性が高いです」と颯佐選手。

8回にレフトオーバーのツーベースを打つなど、今大会ここまで全選手で最多となる6本の長打を打った1番の青木勝吾選手は「試合の序盤から、初球から強く振っていったことで8回も甘い球に反応できました。ライナー性の打球は失速せず伸びていくのでその結果外野の頭を越えたのだと思います」と意識を明かします。

中央学院の選手たちは、準決勝に先発で出場した選手のうち8人が身長1メートル75センチ以下。2番から4番までは1メートル60センチ台と決して大型のチームではありません。

相馬幸樹監督は「体が小さくても考え方がしっかりしていれば確率を上げられる」と一定の手応えを口にしました。一方で、初球からの仕掛けについては「まだチームとしての徹底に欠けるところはあった。精度を上げたい」と課題も口にしました。

快進撃も準決勝で敗れた中央学院。キャプテンの中村研心選手は「借りを返しにまた夏に帰ってきたい」と悔しそうな表情で誓っていました。ベスト4では満足しない選手たちの姿は頼もしく見えました。

【トーナメント表】

==試合経過==

《先発メンバー》

◆先攻:中央学院(千葉)

▽1(中)青木勝吾
▽2(三)小澤遼大
▽3(右)水嶋悠
▽4(二)中村研心
▽5(遊)颯佐心汰
▽6(一)森田倫揮
▽7(捕)飯山成夢
▽8(投)臼井夕馬
▽9(左)上村晃平

◇後攻:報徳学園(兵庫)

▽1(遊)橋本友樹
▽2(中)福留希空
▽3(三)西村大和
▽4(一)齋藤佑征
▽5(右)安井康起
▽6(二)山岡純平
▽7(捕)徳田拓朗
▽8(左)辻本侑弥
▽9(投)間木歩

13:40

【試合開始】

午後1時40分すぎ、準決勝の第2試合、千葉の中央学院 対 兵庫の報徳学園の試合が始まりました。先攻は中央学院、後攻は報徳学園です。
春夏通じて甲子園初勝利をあげてから勢いに乗ってベスト4まで勝ち上がった中央学院は、初めての決勝進出を、報徳学園は、準優勝した去年に続く、決勝進出を目指します。

【1回表】中央学院 三者凡退

報徳学園 間木歩 投手

1回表、中央学院は三者凡退で無得点に終わりました。

▽1.青木 空振り三振
▽2.小澤 セカンドゴロ
▽3.水嶋 見逃し三振

【1回ウラ】報徳学園が先制 4番・齋藤選手の適時打

報徳学園 齋藤佑征選手の先制打で生還

報徳学園は4番・齋藤選手のタイムリーヒットで先制しました。

▽1.橋本 ライト前ヒット
▽2.福留 送りバント(1アウト二塁)
▽3.西村 見逃し三振(2アウト二塁)
▽4.齋藤 センター前へタイムリーヒット
(中央学院0-1報徳学園)
▽5.安井 ファーストゴロ

【2回表】中央学院 2イニング連続で三者凡退

2回表、中央学院は三者凡退で無得点でした。

▽4.中村 見逃し三振
▽5.颯佐 ファーストフライ
▽6.森田 セカンドゴロ

【2回ウラ】報徳学園 二塁へ進めるも追加点ならず

中央学院 臼井夕馬 投手

2回ウラ、報徳学園はランナーを出しましたが、無得点に終わりました。

▽6.山岡 レフト前ヒット
▽7.徳田 送りバント成功(1アウト二塁)
▽8.辻本 レフトフライ(2アウト二塁)
▽9.間木 セカンドゴロ

【3回表】中央学院 初めてランナー出すも無得点

3回表、中央学院はこの試合初めてランナーを出しましたが、無得点でした。

▽7.飯山 セカンドフライ
▽8.臼井 ライトフライ
▽9.上村 セカンドエラーで出塁
▽1.青木 セカンドゴロ

【3回ウラ】報徳学園 得点圏に進めるも無得点

報徳学園は、この回も得点圏に進めましたが無得点に終わりました。

▽1.橋本 フォアボール
▽2.福留 送りバント成功(1アウト二塁)

▼中央学院 投手交代:臼井→背番号「1」の蔵並に交代

▽3.西村 レフトフライ
▽4.齋藤 セカンドゴロ

【4回表】中央学院が同点に 5番・颯佐選手の適時打

中央学院 颯佐心汰選手が同点打

中央学院は5番・颯佐選手のタイムリースリーベースヒットで同点に追いつきました。

▽2.小澤 セカンドへの内野安打
▽3.水嶋 送りバント成功(1アウト二塁)
▽4.中村 空振り三振
▽5.颯佐 レフトオーバーのタイムリースリーベース
(中央学院1-1報徳学園)
▽6.森田 ピッチャーゴロ

【4回ウラ】報徳学園が2点勝ち越し

報徳学園 辻本侑弥 選手が適時打

同点に追いつかれた報徳学園は1アウト二塁三塁のチャンスで辻本選手が勝ち越しのタイムリーヒットを打つなど、2点を加えました。

▽5.安井 センター前ヒット
▽6.山岡 キャッチャーの悪送球でランナー二塁へ→送りバント成功(1アウト三塁)
▽7.徳田 フォアボール(1アウト一塁三塁)
▽8.辻本 (盗塁成功で1アウト二塁三塁)→ライト前へタイムリーヒット
(中央学院1-2報徳学園)
▽9.間木 スクイズ成功
(中央学院1-3報徳学園)
▽1.橋本 フォアボール
▼中央学院 投手交代:蔵並→颯佐
▽2.福留 サードゴロ

マウンドに集まる中央学院ナイン

【5回表】中央学院 二塁へ進むも無得点

中央学院はランナーを出しましたが、無得点でした。

▽7.飯山 センター前ヒット
▽8.蔵並 セカンドフライ
▽9.上村 レフトへのファウルフライ
▽1.青木 暴投でランナー二塁へ→ファーストライナー

【5回ウラ】報徳学園が追加点 山岡選手が適時打

報徳学園は2アウト二塁のチャンスで山岡選手がタイムリーヒットを打って1点を追加しました。

▽3.西村 セカンドゴロ
▽4.齋藤 レフト前ヒット
▽5.安井 センターフライ
▽6.山岡(盗塁成功でランナー二塁へ)→ライト前へタイムリーヒット
(中央学院1-4報徳学園)
▽7.徳田 ライトフライ

【6回表】中央学院 ランナー出すも無得点

中央学院はランナーを出しましたが、無得点でした。

▽2.小澤 ライトフライ
▽3.水嶋 サードフライ
▽4.中村 サードへの内野安打
▽5.颯佐 センターフライ

【6回ウラ】報徳学園 併殺打で3人で攻撃終わる

▽8.辻本 センターフライ
▽9.間木 ライト前ヒット
▽1.橋本 セカンドゴロでダブルプレー

【7回表】中央学院 三者凡退に

報徳学園 間木歩 投手

▽6.森田 セカンドゴロ
▽7.飯山 センターフライ
▽8.蔵並 センターフライ

【7回ウラ】報徳学園 ランナー出すも追加点はならず

報徳学園は、この回も無得点に終わりました。

▽2.福留 セカンドゴロ
▽3.西村 センターフライ
▽4.齋藤 ショートのエラー
▽5.安井 ライトフライ

【8回表】中央学院 1点返す

中央学院は3番・水嶋選手のタイムリーで1点を返しました。

▽9.上村→代打 岩崎 空振り三振
▽1.青木 レフトオーバーのツーベース(1アウト二塁)
▽2.小澤 レフトフライ(2アウト二塁)
▽3.水嶋 レフト前タイムリー(2アウト二塁)
(中央学院2-4報徳学園)
▽4.中村 ショートゴロ

【8回ウラ】報徳学園 この試合初の三者凡退

報徳学園は、この試合初めての三者凡退となり無得点でした。

▽6.山岡 センターフライ
▽7.徳田 ショートゴロ
▽8.辻本 キャッチャーへのファウルフライ

【9回表】中央学院 追いつけず 報徳学園が決勝へ

報徳学園が決勝へ

中央学院は二塁三塁のチャンスをつくりましたが、得点にはつながらず、報徳学園が4対2で勝って決勝へ進みました。

▽5.颯佐 センター前ヒット
▽6.森田 レフトフライ
▽7.飯山 空振り三振
▽8.蔵並 レフトへのツーベースヒット(2アウト二塁三塁)
▼報徳学園 投手交代:間木→今朝丸
▽9.岩崎 レフトフライ

中央学院 初の決勝ならず

《試合の見どころ》

【中央学院】
中央学院は1回戦で春夏通じて甲子園初勝利をあげてから勢いに乗ってベスト4まで勝ち上がりました。

打線は準決勝に勝ち上がった4チームでチーム打率と1試合平均の得点がいずれも最も高く、たたみかける攻撃が特長です。

打率6割、7打点をマークしている1番の青木勝吾選手はヒット6本のうち5本が長打で、反発力を抑えた新たな基準の金属バットに高い適応力を見せて、打線をけん引しています。

投手陣ではショートを守る颯佐心汰選手が3試合いずれも中盤以降にリリーフとしてマウンドに上がり、力強いストレートで押していく投球でリードを守ってきました。

決勝に進めば、千葉県勢としては2019年の習志野高校以来、5年ぶりです。

【報徳学園】
報徳学園は甲子園で優勝経験がある強豪校がそろった厳しいブロックを勝ち上がって、準優勝した去年に続く、2年連続のベスト4です。

投手陣はともに去年を経験しているキャプテンで安定感のある間木歩投手と、力強い速球が持ち味の今朝丸裕喜投手が盤石です。

間木投手はチームとして春夏の甲子園で100試合目の節目となった2回戦で8回1失点、今朝丸投手は準々決勝で大阪桐蔭高校の中軸を完璧に封じ込めて1失点で完投しました。

2年生の二遊間、セカンドの山岡純平選手とショートの橋本友樹選手を中心とした守備陣は3試合でエラーがわずか1つと堅い守りでリズムをつくっています。

◇両チームの今大会データ

【中央学院】
▽1回戦 7-1 耐久
▽2回戦 7-6 宇治山田商
▽準々決勝 5-2 青森山田

▼得点(1試合平均):6.33
▼チーム打率:.317
▼長打:8(ホームラン0)
▼犠打:8
▼盗塁:4
▼失点(1試合平均):3
▼失策:3

【報徳学園】
▽1回戦 3-2 愛工大名電
(延長10回タイブレークサヨナラ勝ち)
▽2回戦 6-1 常総学院
▽準々決勝 4-1 大阪桐蔭

▼得点(1試合平均):4.33
▼チーム打率:.283
▼長打:1(ホームラン0)
▼犠打:7
▼盗塁:6
▼失点(1試合平均):1.33
▼失策:1