2022年04月28日
新型コロナウイルスの感染が拡大し始め、異例づくしの就活を強いられた21年卒。
4月には社会人2年目となり後輩もできましたが、将来にわたる自分のキャリアをどう考えているのでしょうか?
すでに転職を考えている人もいるようで…。
※以下、ディスコ「入社1年目社員のキャリア満⾜度調査」
【入社1年目だけど転職したい?】
まず、入社1年目の2月時点で、転職を考えている人はどのくらいいるのでしょうか。
転職の意向があるか聞いてみると…
ディスコの調査を基に作成
およそ6割が「転職は考えていない」と答えました。
一方で、「すでに転職活動をしている」という人が4.5%、「転職活動はしていないが検討中」という人も含めると、入社1年目にして、すでに4割以上が今の会社に定年まで骨をうずめようとは考えていないことがわかりました。
その理由として「収入をあげるため」「自分の能力や適性に合わない」「理解していた仕事内容ではない」などがあげられています。
【大学生に戻れたならば…】
では、転職を考えている人が、もう一度大学生として就職活動するなら、どんなことをすればよかったと思っているのでしょうか。改めて振り返ってもらうと…
ディスコの調査を基に作成 ※「転職活動中・検討中」の上位4項目抜粋
最も多かったのは「もっと幅広く業界を見ておけばよかった」で42.9%でした。
そのほかも「自己分析」「OB・OG訪問」など、どれも業界や会社の現状を幅広く理解し適性を見極めるために就活の基本とされることですが、その必要性は働いてみて初めて実感するのかもしれません。
≪入社1年目 後悔の声≫
▽興味がない業界だと決めつけて受けなかった企業に、今、興味が出始めているので、決めつけるのはよくないと思った。(メーカー/理系⼥性)
▽⾃⼰分析はなかなか難しいので、OBなどから⾃分にどういう適性がありそうかアドバイスをもらうべきだった。(IT/⽂系男性)
▽OB訪問は結構⾏ったが、受かるためのテクニックの習得に注⼒してしまっており、もっと具体的な業務内容や仕事への満⾜度を聞いておけばよかった。 (⾦融/⽂系⼥性)
早期化、長期化しつつある就職活動ですが、入社後に「こんなはずではなかった…」と後悔しないためにはどうしたらよいのでしょうか。
※対象:2021年度新入社員 期間:2022年2月16日~27日 有効回答:516人
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