医療

米名門大学で学生がはしか感染 学生ら100人を一時隔離

米名門大学で学生がはしか感染 学生ら100人を一時隔離

2019.04.26

アメリカではしかの感染が拡大する中、日本人の留学生も多く通うアメリカの名門大学「カリフォルニア大学ロサンゼルス校」で、はしかに感染している学生が今月上旬、大学に登校していたことがわかり地元の保健当局は接触した可能性がある学生ら100人以上を一時、隔離するなど対応に追われています。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校によりますと、はしかに感染していた学生1人が今月上旬、大学に登校し、授業に出席していたことがわかりました。

この学生は3日間、登校していて、地元の保健当局は接触した可能性がある学生や教職員127人を一時、隔離するなど対応に追われています。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校は、ノーベル賞の受賞者を数多く輩出するなどアメリカ西海岸有数の名門校で、日本からの留学生も数多く在籍しています。

アメリカではワクチン接種の広がりとともに、はしかの感染者は減少し、2000年にはCDC=疾病対策センターが撲滅を宣言しました。

しかし、ワクチンへの拒否感や宗教上の理由でワクチンの接種をしない人の間などで感染が広がり、CDCによりますと、ことしすでに22州で695人の感染が確認されていて、撲滅宣言以降で最も多い数となっています。

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