停電したら…スマホは?ライトは?何に注意する?

突然の災害や電力不足でもしも停電したら…
スマートフォン、懐中電灯などのライトの便利な使い方のほか、ロウソクや発電機、ストーブ、ガスコンロなどの使用上の注意点をまとめました。
目次
スマホの上手な使い方は?

スマートフォンは情報収集をする上で欠かせません。停電している地域では、省エネな使い方を心がけてください。
消費電力を抑えるため
✅「低電力モード」「バッテリーセーバー」などに
✅画面の明るさを落としたり、「ダークモード」などに
✅画面の自動オフの時間を短くする
✅使わないアプリは終了かプッシュ通知機能オフ
✅複数人で過ごしている場合には、順番で使う
ライトの便利な使い方は?

懐中電灯や小型のLEDライト、ヘッドライト、スマートフォンの明かりで水の入ったペットボトルを照らすことで明るさを増すことが出来ます。
半透明のスポーツドリンクなどを照らすことで、より明るくできる場合もあります。
水に少しだけ牛乳などを入れて濁らせることで明るさを増すこともできますが、この際は小さなお子さんなどが誤って口にしないよう注意する必要があります。
白っぽいレジ袋のようなものをかぶせても明るさを増しますが、熱の出るライトの場合は火災の危険性がありますので使用しないでください。
ロウソク火災に注意!

ロウソクで明かりをともす場合は火災に注意が必要です。
できればLEDなど熱の出ない明かりを使うことが望ましいですが、ロウソクを使わざるを得ない場合は、その場を離れるときや寝る時に必ず火を消しておくことが大切です。
小型発電機 ストーブ コンロ 一酸化炭素中毒に注意

小型発電機や石油ストーブ、カセットコンロを使う際には、一酸化炭素中毒や火災に十分注意してください。
✅小型発電機は絶対に室内では使わず風通しのよい場所で
✅石油ストーブやカセットコンロは閉め切った場所では使わず室内でも換気を十分に
大切なのが、ふだんの備蓄!ラジオも

停電時に困らないためにも重要なのが備蓄です。
そもそもライトがない、スマートフォンの予備のバッテリーがない、カセットコンロがない。停電時の情報取得に役立つラジオもない…。
そうならないためにも、水や食料を含めふだんから考えておきましょう

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