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ラグビーW杯 1次リーグ突破条件は?日本は?【すべて 詳しく】

ラグビーワールドカップフランス大会は、AからDの各プールに分かれた1次リーグも大詰めです。各プール5チームのうち、決勝トーナメントに進めるのは、上位2チームのみ。その枠を争う各チームの最終戦が日本時間10月6日から行われています。

最新の突破条件をプールごとに詳しく見ていきます。

2大会連続の決勝トーナメントを目指す日本代表は、8日に行われるアルゼンチン戦に勝てば無条件で進出決定です。

プールAは7日、全日程を終え、フランスとニュージーランドが決勝トーナメント進出を決めました。
(日程は日本時間)

目次

    《プールD》日本の1次リーグ突破条件は?

    1.イングランド  3勝0敗 勝ち点 14
    2.アルゼンチン 2勝1敗 勝ち点 9



    3.日本      2勝1敗 勝ち点 9
    4.サモア     1勝2敗 勝ち点 6
    5.チリ     0勝4敗 勝ち点 0

    ▽イングランドが1位で決勝トーナメント進出決定

    <得失点差>
    ▽アルゼンチン「+46」
    ▽日本    「+14」
    ▽サモア   「+18」

    日本×アルゼンチンの勝者が突破・サモアにも可能性

    ▽10月8日(日)00:45~イングランド×サモア
    ▽10月8日(日)20:00~日本×アルゼンチン

    日本が戦うプールDです。首位のイングランドが3戦全勝で1試合を残して決勝トーナメント進出を決めています。仮に日本の試合よりも前に行われるサモア戦に敗れたとしても、勝ち点14で、アルゼンチン 対 日本の勝者と勝ち点で並ぶ可能性はありますが、イングランドは両チームとの直接対決で勝利しているため、1位通過が決定しています。

    残る1枠の決勝トーナメント進出の可能性があるのは日本、アルゼンチン、サモアの3チームです。チリは敗退が決定しています。

    ◆勝ち点「9」で並ぶ日本とアルゼンチンが10月8日に直接対決。勝ったほうが決勝トーナメントに進出します。

    ◆引き分けた場合、得失点差で上回るアルゼンチンが決勝トーナメントに進出します。両チームとも4トライ以上のボーナスポイントを獲得した場合も決勝トーナメントに進むのはアルゼンチンです。

    ◆ただし、引き分けで日本だけが4トライ以上のボーナスポイントを獲得した場合、日本が2位になることができます。

    ◆日本とアルゼンチンが引き分けて、どちらもボーナスポイントを獲得できなかった場合に、サモアがイングランドに4トライ以上あげて勝った場合、得失点差の争いでサモアが2位になる可能性も残っています。

    ▸【五郎丸歩さん解説】第4戦 アルゼンチンってどんなチーム?

    ※豆知識※ボーナスポイントとは


    1次リーグの順位は勝ち点で決まりますが、勝敗とは別にトライの数や点差によってボーナスポイントが与えられます。



    勝てば勝ち点は「4」、引き分けは勝ち点は「2」、負けた場合は「0」ですが、7点差以内の負けであればボーナスポイントとして勝ち点「1」が与えられます。また、トライを4つ以上あげたチームにも勝敗にかかわらず勝ち点「1」のボーナスポイントが追加されます。

    【1次リーグ 勝ち点が並んだ場合の順位決定】


    1.直接対決の結果
    2.全試合の得失点差
    3.全試合の「奪ったトライ数」と「奪われたトライ数」の差
    4.全試合の得点数
    5.全試合のトライ数
    6.10月2日時点の世界ランキング

    《プールA》フランス優位も4チームに可能性

    1.フランス     3勝0敗 勝ち点 13
    2.ニュージーランド 2勝1敗 勝ち点 10



    3.イタリア     2勝1敗 勝ち点 10
    4.ウルグアイ    1勝2敗 勝ち点 5
    5.ナミビア     0勝4敗 勝ち点 0

    ▽10月6日(金)04:00~ニュージーランド×ウルグアイ
    ▽10月7日(土)04:00~フランス×イタリア

    4連敗のナミビアの敗退は決まりましたが、フランス、ニュージーランド、イタリア、ウルグアイの4チームに突破の可能性が残されています。

    ◆現在、首位で開催国のフランスはイタリアに勝つか引き分ければ、1位で通過します。

    ◆ニュージーランドは、ウルグアイに4トライ以上あげて勝利し勝ち点「5」を取れば、ほかの試合の結果にかかわらず、決勝トーナメントに進出します。

    ◆イタリアは、フランスに勝てば両チームのボーナスポイントの状況しだいでは、決勝トーナメントに進むことができます。
    引き分けた場合も、ニュージーランドがボーナスポイントを「2」取れずにウルグアイに敗れた場合は、決勝トーナメントに進みます。

    ◆ウルグアイは、4トライ以上をあげてニュージーランドに勝って勝ち点「5」をあげれば、可能性が出てきます。

    《プールB》アイルランド×スコットランドの結果で決定

    1.南アフリカ   3勝1敗 勝ち点 15
    2.アイルランド  3勝0敗 勝ち点 14



    3.スコットランド 2勝1敗 勝ち点 10
    4.トンガ     0勝3敗 勝ち点 0
    5.ルーマニア   0勝3敗 勝ち点 0

    ▽10月8日(日)04:00~アイルランド×スコットランド
    ▽10月9日(月)00:45~トンガ×ルーマニア

    ここまで勝利がないトンガとルーマニアは1次リーグ敗退が決まっていますが、残る南アフリカ、アイルランド、スコットランドの3チームに決勝トーナメント進出の可能性が残ります。

    南アフリカは、すでに勝ち点15で1次リーグを終えています。

    ◆アイルランドはスコットランド戦に勝つか、引き分け、さらに敗れた場合でも4トライ以上、かつ7点差以内で勝ち点「2」を獲得すれば首位で通過します。

    ◆スコットランドは、アイルランド戦の勝利が絶対条件です。

    《プールC》フィジー 勝ち点獲得で自力突破

    1.ウェールズ   3勝0敗 勝ち点 14
    2.オーストラリア 2勝2敗 勝ち点 11



    3.フィジー    2勝1敗 勝ち点 10
    4.ジョージア   2敗1分 勝ち点 3
    5.ポルトガル   2敗1分 勝ち点 2

    ▽ウェールズは決勝トーナメント進出決定

    ▽10月7日(土)22:00~ウェールズ×ジョージア
    ▽10月9日(月)04:00~フィジー×ポルトガル

    プールCはウェールズが決勝トーナメント進出を決めていて、ジョージアとポルトガルは1次リーグ敗退となっています。

    残る1チームは、すでに全日程を終了しているオーストラリアか、フィジーの争いです。

    ◆フィジーはポルトガルとの最終戦で仮に敗れたとしても勝ち点「1」以上をあげれば、オーストラリアとの直接対決に勝っているため、2007年以来、4大会ぶりに決勝トーナメントに進出します。

    ◆フィジーがポルトガルとの試合で勝ち点をあげられなかった場合のみ、オーストラリアが準々決勝に進みます。
    オーストラリアが1次リーグで敗退すれば、チーム史上初です。

    日本はもちろん、1次リーグ最終戦まで目が離せない展開が続きます。

    日本代表