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ラグビーW杯 日本の1次リーグ突破の条件は【9月29日版】

ラグビーワールドカップフランス大会、1次リーグの第3戦で日本はサモアに28対22で勝ちました。1次リーグの成績を2勝1敗とした日本。残すはアルゼンチンとの最終戦です。
すでにプールDはイングランドの1位が決まり、決勝トーナメント進出が確定しました。

残るは1枠。
どうなれば決勝トーナメントに進出できるのか、その条件を整理します。

※日本時間表記です。

目次

    《1次リーグ プールD成績(9月29日現在)》

    1.イングランド  3勝0敗 勝ち点 14
    2.日本      2勝1敗 勝ち点 9



    3.サモア     1勝2敗 勝ち点 6
    4.アルゼンチン 1勝1敗 勝ち点 4
    5.チリ     0勝3敗 勝ち点 0

    ▽上位2チームが決勝トーナメント進出
    ▽イングランドの1位は決定

    決勝トーナメントに進出できるのは、もう1チームです。

    ▽日本のライバルとなるアルゼンチンとの大一番は10月8日。
    ▽その前にアルゼンチンは、30日、すでに1次リーグ敗退が決まっているチリと対戦します。世界ランキングやこれまでの実績からアルゼンチンが勝つことが予想されます。

    4トライ以上を決めてボーナスポイントを獲得した場合と、獲得しなかった場合に分けて日本が今後、決勝トーナメントに進出する条件を整理します。

    《豆知識》ボーナスポイントとは


    1次リーグの順位は勝ち点で決まりますが、勝敗とは別にトライの数や点差によってボーナスポイントが与えられます。



    勝てば勝ち点は「4」、引き分けは勝ち点は「2」、負けた場合は「0」ですが、7点差以内の負けであればボーナスポイントとして勝ち点「1」が与えられます。また、トライを4つ以上あげたチームにも勝敗にかかわらず勝ち点「1」のボーナスポイントが追加されます。

    ◆アルゼンチンが“ボーナスポイントあり”でチリに勝利した場合

    ▽日本:勝ち点 9
    ▽アルゼンチン:勝ち点 9

    【決勝トーナメント進出の条件】

    ▼8日の直接対決で勝った方が進出。



    ▼8日の直接対決で引き分けた場合、得失点差で進出が決定。
    <得失点差(9月29日時点)>
    日本「+14」アルゼンチン「ー8」。
    日本にとってはアルゼンチンがチリに何点差をつけるのかも重要になります。



    ▼ボーナスポイントの差で決勝トーナメント進出が決まる場合も。
    引き分けでも4トライ以上した場合はボーナスポイントが上積みされます。同じ点数でもトライで得点を挙げた場合とキックを重ねて得点を挙げた場合とでは勝ち点が異なるケースが出てきます。

    ◆アルゼンチンが“ボーナスポイントなし”でチリに勝利した場合

    ▽日本:勝ち点 9
    ▽アルゼンチン:勝ち点 8

    【決勝トーナメント進出の条件】

    ▼8日の直接対決で勝った方が進出。



    ▼8日の直接対決で引き分け「同じ勝ち点を積み上げた場合」現時点で勝ち点「1」をリードしている日本が進出。



    ▼8日の直接対決で引き分け「アルゼンチンだけがボーナスポイントをとる」と、勝ち点で並び、得失点差で決定。

    ◆アルゼンチンがチリに“引き分け”か“負け”の場合

    日本の優位性が高まり、場合によっては勝ち点「6」のサモアにもチャンスが出てきます。

    《1次リーグ 勝ち点が並んだ場合の順位決定》


    1.直接対決の結果
    2.全試合の得失点差
    3.全試合の「奪ったトライ数」と「奪われたトライ数」の差
    4.全試合の得点数
    5.全試合のトライ数
    6.10月2日時点の世界ランキング

    日本代表