アメリカ南部テキサス州で開かれた気候変動対策を訴える集会。
参加した大学生のシャンテ・デイビスさん(18)は、今回の中間選挙が初めての投票になります。
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デイビスさんは2005年、ハリケーン「カトリーナ」の被害に遭い、家族でテキサス州へ移住。しかし5年前、再びハリケーン「ハービー」の被害に見舞われ、気候変動の問題に強い危機感を抱くようになったと言います。
デイビスさん
「あの時は本当に怖くて、安全な場所に逃れようと引っ越しを繰り返しました。それでも気候変動の問題がさらに悪化すればどこが安全かわからなくなります」
去年、バイデン政権の気候変動対策が不十分だと抗議するために600キロ以上を行進したというデイビスさん。
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今回の選挙では気候変動の対策を進めるかどうかで投票する候補者を選ぶといいます。若い世代が投票することで気候変動対策が進むと考えるデイビスさん。最後の最後まで投票を呼びかけるつもりです。
デイビスさん
「私たちの1票は大きな力をもちます。毎日、友だちに投票するよう呼びかけています。投票することが今後の政治情勢にとって大事だから。みんなにも同じように危機感を持ってほしいです」