2022年11月7日
経済 アメリカ

【ショートコラム】「運転せずに、飲め?」

中西部オハイオ州での取材を終えた、帰りの空港。

店の入り口の目立つところで、こんなTシャツが売られていました。

「ビールはガソリンよりも安い。運転せずに、飲め!」

こちらのフレーズ。もともとは「飲んだら乗るな」を意味する「Don’t Drink and Drive」をもじって「Drink. Don’t Drive」とすることで、「運転せずに、飲め!」という意味にしています。

ただ、記録的なインフレが続くアメリカでは、あらゆるものが値上がりしています。

首都ワシントンにあるレストランでは、ガソリンを35ドル以上購入したレシートを持参すると「前菜を無料で提供」というサービスが行われていました。

アメリカは地ビールが豊富なので、時間があれば楽しみたいとも思っていたのですが、気軽に入るような店でもビールは日本円で1杯1000円ほど。

記録的なインフレだけでなく円安もあり、日本から来た私にとっては「ビールはガソリンよりも安い」とはなかなか思えませんでした。

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