Q.「ワクチン接種で遺伝情報書き換え」の情報、真偽は?【デマに注意】

A.
「ワクチンを打つと体内に長期間成分が残り、遺伝情報が書き換えられる」という情報についても厚生労働省や各国の保健当局が否定しています。

国内で接種が行われているファイザーとモデルナのワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンで、遺伝情報を伝達する物質、「mRNA」が体内に残り、長い時間がたってから影響が出るのではないかと心配する声がありますが、厚生労働省は、「mRNA」は体内で数分から長くても数日で分解されるとしています。

また「mRNA」は人の遺伝情報、DNAが入っている細胞の核の中には入れないうえ、mRNAからDNAは作られず、人のDNAに組み込まれることはないため、遺伝情報が書き換えられるという情報を否定しています。

(2021年7月29日時点)