水害 台風 避難 教訓 知識

土砂災害 警戒や避難のポイントは?

土砂災害は発生してからでは逃げられません。命を守るには危険な場所から早めに離れることが最も大切です。2階への「垂直避難」は最後の手段。ハザードマップで自宅や通勤通学ルートに「土砂災害警戒区域」がないか確認し、「土砂災害警戒情報」など避難のタイミングを見逃さないようにしてください。

目次

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    「土砂災害警戒情報」が出たら早めに避難を

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    土砂災害の危険性が非常に高まると、気象台と都道府県は「土砂災害警戒情報」を共同で発表します。土砂災害の危険性がある場所に住んでいる人は、この情報が発表されたら、自治体の情報に注意し、早めに避難して下さい。

    こんな「前兆」があれば危険!すぐに避難を

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    土砂災害警戒情報や避難に関する情報が発表されていなくても、土砂災害は突然発生することがあります。

    土砂災害が発生する前には
    ✅斜面から小石が落ちてくる
    ✅斜面に亀裂ができる
    ✅斜面から突然水が湧き出す
    ✅川の水が急に少なくなる
    ✅「山鳴り」や「地響き」が聞こえることがあります。

    こうしたいつもと異なる現象に気づいた場合は、土砂災害が迫っていて危険です。すぐに崖や斜面から離れて避難し、安全を確保して下さい。

    ただし、こうした前兆現象を確認するために、崖や斜面に近づくのは危険なのでやめてください。

    「2階に避難」は最後の手段です

    避難場所まで移動するのが危険な場合には、最後の手段として建物の2階以上の、崖や斜面とは反対側の部屋に移動する垂直避難で命が助かることもあります。
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    何よりも大切なのは、このような危険な状態になる前の段階で安全な建物や場所へと避難することです。ハザードマップを確認し、土砂災害警戒情報や自治体の出す避難の情報、そして周辺の状況に注意してください。崖、山の斜面、渓流や沢の近くにいる方は大雨が予想された段階で避難を考えてみてください。

    ハザードマップで「リスク」を確認

    2018年の西日本豪雨では、土砂災害による死者の出た場所の約9割が「土砂災害警戒区域」など、あらかじめ危険性が指摘されている場所でした。

    ※ハザードマップの探し方、活用方法はこちらの記事で

    斜面やがけの近くだけでなく、比較的離れた場所でも土砂災害警戒区域に指定されていることもあるので、まずはハザードマップなどで、土砂災害の危険性がある場所かどうかを確認して下さい。



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