一番強かったと言われたい

楢崎智亜

スポーツクライミング

新競技のスポーツクライミングで東京オリンピックの代表に内定している日本のエース、楢崎智亜。
飛躍の2019年シーズンを終え、その後は、壁を登る練習のかたわらで、背骨を正しい位置に整えたり、筋肉の使い方を修正したりするコンディショニングトレーニングに時間を割く。
体調を維持さえすれば、クライミングの壁で自在に力を発揮できるという自信の現れのように映る。
2019年世界選手権では、持ち前の体のバネを生かした躍動感のある登りで圧勝。
初代オリンピックチャンピオンに最も近い存在だ。

「地元開催で世界チャンピオンとして挑めるのは本当にうれしい。
東京オリンピックで金メダルを取って世界一を証明したい。
どうせやるなら誰にも負けたくないし、今までで一番強かったと言われたい」

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