日本代表パラクロスカントリー・バイアスロン

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

有安諒平 ありやす・りょうへい

【生年月日】1987/2/2

【出身地】東京都

プロフィール

クロスカントリースキー、視覚障害のクラスの有安諒平選手は東京 小金井市出身の35歳。15歳の時に黄斑ジストロフィーという視力低下などを引き起こす難病と診断され、中心の視野がかける障害があります。もともとは視覚障害者柔道をしていましたが、東京都の選手発掘プログラムに参加してボートに転向し、東京パラリンピックに出場しました。クロスカントリースキーはボートの練習ができない冬場のトレーニングの一環として3年前から取り組んできました。日本が獲得していた北京パラリンピックの出場枠には入ることができませんでしたが、IPC=国際パラリンピック委員会が各国の推薦選手から選ぶ特別枠で出場が決まり、わずか半年の間に夏冬両方のパラリンピック出場となりました。クロスカントリースキーでは、恐怖心から滑るときに無意識に重心が後ろに傾きスピードに乗れないという課題がありましたが、ガイドの藤田佑平さんとともにフォームの改善などに取り組んできました。ボートとクロスカントリーの二刀流で臨むパラリンピックについて有安選手は「夏のパラリンピックが終わった翌日から活動を始め、ようやくスキーに必要な体の動きが自分の中でつながってきた。少しでも高い順位を目指して頑張りたい」と話しています。2022年に生まれたばかりの娘に、将来話すことができるようなパラリンピックでの活躍を誓っています。

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