日本代表パラスキーアルペン

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

鈴木猛史 すずき・たけし

【生年月日】1988/5/1

【出身地】福島県

プロフィール

アルペンスキー男子、座って滑るクラスの鈴木猛史選手は福島県猪苗代町出身。パラリンピックは5大会連続の出場となります。小学2年生の時に交通事故で両足を失い、その1年後にスキー教室でチェアスキーと出会って競技に取り組むようになりました。すぐれたバランス感覚と素早いターンが持ち味で、2006年のトリノ大会でパラリンピック初出場を果たし、2010年のバンクーバー大会の大回転で初のメダルとなる銅メダルを獲得しました。2014年のソチ大会では回転で金メダル、滑降で銅メダルに輝きましたが、前回のピョンチャン大会では海外の若手選手の台頭もあって4位が最高で、3大会連続のメダル獲得とパラリンピック連覇は逃しました。その後はターンや筋力トレーニングなど基礎練習に重点を置いて取り組み、北京大会では得意とする技術系の種目で2大会ぶりのメダルを狙います。2016年に結婚した鈴木選手は「ピョンチャン大会では妻にメダルを見せることができなかった。息子も生まれたので、北京大会ではなんとしてもメダルを持ち帰って見せてあげたい」と意気込んでいます。家族の存在は競技をする上で大きな支えになっているということで「滑っているときに妻と息子の顔を思い浮かべることで、怖がってスピードを落とさないように奮い立たせている」と話していました。

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