日本代表パラスキーアルペン

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

神山則子 かみやま・のりこ

【生年月日】1973/2/28

【出身地】兵庫県

プロフィール

アルペンスキー女子、立って滑るクラスの神山則子選手は初めてのパラリンピック出場。49歳で大会を迎えます。兵庫県西宮市出身で、24歳の時にこう原病を患った影響で、体の左半身にまひがあります。さらに6年前に受けたがんの手術の影響で左足が動かなくなり、車いす生活となりました。38歳で障害者手帳を受け競泳を始めましたが、1998年の長野パラリンピックでアルペンスキーの選手が雪の上を自由に滑っている姿を見て「スキーをしてみたい」と思っていたこともあって、41歳の時にスキーに転向しました。今でもシーズンオフにはトレーニングの一環として水泳に取り組んでいるということです。神山選手は日常生活では車いすを使っていますが、左手にほとんど力が入らず、ストックの代わりに持つアウトリガーを使えないためチェアスキーでは競技ができません。立つことはできるため、アルペンスキーの際には立って滑るクラスに出場し、右足と体幹でバランスを取って滑っています。安定感のある滑りが持ち味の神山選手は、初出場となる北京パラリンピックについて「初めてというどきどきと、どういう滑りができるかというわくわくが入り交じっている」と話し、入賞を目標に掲げています。

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