日本代表パラスキーアルペン

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

森井大輝 もりい・だいき

【生年月日】1980/7/9

【出身地】東京都

プロフィール

アルペンスキー男子、座って滑るクラスの森井大輝選手は東京 あきる野市出身の41歳でパラリンピックは6大会連続の出場となります。物心ついた3歳か4歳のころからスキーをしていたと言う森井選手はアルペンスキーで全国高校総体出場を目指していましたが、高校2年の時にオートバイの事故で両足に障害を負いました。車いす生活となり目標を見失いましたが、長野パラリンピックを伝えるテレビで笑顔の選手たちを見て「競技をすれば自分も笑顔になれるかもしれない」と考えて、チェアスキーを始めました。2002年のソルトレークシティー大会でパラリンピックに初めて出場し、滑らかなターンを持ち味に次のトリノ大会の大回転で初のメダルとなる銀メダルに輝きました。前回のピョンチャン大会まで4大会連続で銀メダルを獲得し、これまで滑降で銀メダル2つ、スーパー大回転で銀メダルと銅メダルを1つずつ、大回転で銀メダル1つと「高速系」から「技術系」まで幅広い種目で世界トップクラスの力を発揮してきました。しかし金メダルには縁がなく「北京大会では表彰台の真ん中に立ちたい」とまだ手にしていない色のメダルへ闘志をかきたてています。新型コロナウイルスの感染対策のため自宅の部屋の一部を改装してトレーニング設備を充実させて筋力トレーニングに励み、北京大会に向けてはチェアスキーのサスペンションを衝撃を吸収しやすいものに変更して幅広い雪質に対応できるように調整しています。技術面でもターンの際の体重移動など基礎から見つめ直して滑りに磨きをかけ、北京大会で悲願達成を目指しています。

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