アメリカと中国との貿易交渉が大きな暗礁に乗り上げました。
今後も際限のない関税合戦が繰り広げられれば、日本はもちろん、世界の経済に大きな悪影響を及ぼすのは避けられません。両国の対決は、次世代技術や軍事・安全保障問題の分野にも広がっています。

“急速な発展をとげる中国は、アメリカに代わって世界の覇権を握ろうとしているのではないか?”

対立の裏には、中国が進めようとする新たな秩序作りに対するアメリカの強い警戒感があります。そして、覇権争いは今、「新冷戦」の様相を呈するまでになり、世界をいやが応にも巻き込んでいます。「米中新冷戦」のはざまで、日本は対応すべきか。 私たち自身もいま、難しい問いを突きつけられています。

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