2019年07月19日
就職活動で重要度を増している「インターンシップ」。来春、2020年卒を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」では、入社予定先に学生がインターンシップをした割合は、全体で4割を超え、年々増加傾向になっている。
調査では、入社予定先のインターンシップに参加した割合は、18年卒26.5%→19年卒35.3%→20年卒42.9%と年々増加している。
特に理系男子は、3年間で29.8%→39.0%→47.0%と増加、20年卒の半数近くがインターンシップに参加した企業に入社を予定している。
「2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」より
内定を得た時期別にその企業のインターンシップに参加していた割合をみると、特に2月、3月ごろの早期に内定を得ている学生に、内定企業におけるインターン経験者の割合が多い。マイナビは「早くからインターンに応募する学生は志望度が高いとみなされ、企業側もそこで採用予定者数に対しある程度の質と量を確保するのだろう」と分析する。
特に理系では、特定の専門職を採用したい場合が多く、インターンの場で関連の仕事を体験してもらい、参加した学生から順に選考していくパターンがあるという。
ただ、依然として人手不足の売り手市場が続いていることから、マイナビは「超人気企業を除き、インターンに行かずにこれまで通り大学3年生(修士1年)の3月から就職活動を始めた人の席がなくなるという状況ではない」と話している。
調査は、6月25日から30日にかけて、2020年卒業予定の全国の大学4年生及び院2年生にアンケートし、2092人から回答があった。
※内定は基本的に内々定のことを指しています。
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