ロシアの軍事侵攻が続くウクライナでは、戦闘で負傷して足を失うなどした兵士たちが、リハビリや社会参加の一環として、さまざまなスポーツに取り組んでいます。
首都キーウにある体育館を訪ねると、負傷した兵士らで作る車いすバスケットボールのウクライナ代表チームが、汗を流していました。
ことし9月に、ドイツのデュッセルドルフで開かれる、傷病兵のスポーツイベント「インビクタス・ゲームズ」への出場に向けての練習です。
この日は、基本の動作に加えて試合形式の練習も行い、ドリブルやパスをつなげて、シュートに持ち込むまでのチームプレーを確認していました。
チームの中で、ひときわ真剣な表情で練習に打ち込む一人の選手に話を聞きました。