諦めないで頑張れば夢はかなう

川村あんり

スキーフリースタイル

北京オリンピックのスキーフリースタイル女子モーグルの川村あんり。
17歳の初めてのオリンピックは、5位で目標のメダルには届かなかった。

4歳でモーグルを始めた川村。
楽しみながらも誰よりも長く練習をすることで体のぶれがほとんどないスピードに乗ったターンを身につけていった。
中学3年生の時に初出場したワールドカップでいきなり2位。
2021-22年シーズンのワールドカップで日本女子では2010年3月の上村愛子以来となる11年ぶりの優勝を果たし、初めてのオリンピックへの切符をつかみとった。

女子モーグル準々決勝、川村は80点台をマークし、2位で準決勝進出。
そして準決勝は3位で決勝に進んだ。
しかし、決勝の結果は5位。
銅メダルの選手との差はわずか0.6ポイントだった。

「最後のワールドカップが終わってからすごいプレッシャーを感じていて、つらいことが多かった」

涙を流しながら話し、ふだん見せている笑顔の裏で重圧と闘っていたことを明かした。

「オリンピックは夢の舞台だったので、諦めないで頑張れば夢はかなうし、この舞台で滑ることができて本当に幸せだなと、ここに来ることができてよかったなと思う」

そして次を見据えた。

「悔しいので、次のオリンピックまで精いっぱい頑張りたいし、次こそは金メダルを取りたい。そのために技術を磨いて勝ちたいところで勝てる選手になりたい」

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