石川県珠洲市の農家の後谷真弘さんは、畑で10種類ぐらいの野菜を育てています。しかし、先月の能登半島地震で家が壊れて、今は加賀市に避難しています。
13日、後谷さんは畑の野菜をとるために珠洲市に戻りました。今の季節は白菜やブロッコリーなどがたくさんできています。地震のあと、野菜の世話があまりできませんでした。しかし、野菜は十分に大きくなりました。後谷さんはこの野菜をインターネットで売ることにしています。
後谷さんは「白菜は農薬を使わないで育てました。ブロッコリーも農薬をあまり使っていません。がんばって育てたので、皆さんが食べてくれたらうれしいです」と話しました。
後谷さんは、これからもときどき珠洲市に戻って、野菜を作り続けると言っています。