石川県珠洲市の「すずバス」は、能登半島地震で道が壊れたため、バスの運転を休んでいました。
壊れた道の一部が直って、13日、8つの路線の中の5つで運転を始めました。海に近い場所を走るバスには、買い物に行く人などが乗って、市の中心まで行きました。
81歳の女性は「久しぶりにバスが動くので、楽しみにしていました。天気もいいし、気分もいいです」と話していました。
75歳の女性は「ほとんど毎日バスを使っていました。今は冷蔵庫の中に何もありません。家族が食べたいと言っている魚を買いたいです」と話していました。
すずバスの人は「道があまりよくなくて、バスを運転する数が少なかったり、遅れたりするかもしれませんが、地震の前のように、たくさん乗ってほしいです」と話していました。