地震じしんなどの災害さいがいで建物たてものが壊こわれた人ひとが国くになどからお金かねをもらうとき、「り災証明書さいしょうめいしょ」がいります。証明しょうめい書しょを出だすために、市しや町まちの職員しょくいんがその場所ばしょに行いって被害ひがいを調しらべます。

地震じしんで多おおくの被害ひがいを受うけた石川県いしかわけん輪島市わじましでは、大おおきな火事かじがあった「朝市通あさいちどおり」の周まわりを調しらべてきました。25日にちからはもっと広ひろい場所ばしょを調しらべるため、この仕事しごとをする職員しょくいんを6人にんから100人にんに多おおくします。熊本県くまもとけんや広島県ひろしまけん、福岡県ふくおかけん北九州市きたきゅうしゅうしなどから手伝てつだいに来きた職員しょくいんが調しらべます。市しは3月がつ中旬ちゅうじゅんごろに調しらべるのが終おわると考かんがえています。

市しによると、今いままでに「朝市通あさいちどおり」の周まわりの人ひとたちなどから、証明しょうめい書しょを出だしてほしいという申請しんせいが1500件けん以上いじょうありました。

市しは「調しらべる人ひとの中なかには、大おおきな地震じしんや火事かじがあった県けんから来きた人ひともいます。その経験けいけんが役やくに立たって、早はやく調しらべることができるといいと思おもいます」と話はなしています。