1日にあった大きな地震で、石川県では建物が壊れて亡くなった人がたくさんいます。今もたくさんの人がどこにいるかわかっていません。
4日の午後、輪島市で、壊れた家の中から出ることができなくなっている女性が見つかりました。家は2階建てで、女性はつぶれた1階にいました。 大阪から来ていた消防の人が、午後4時半ごろ、女性を家の中から助けました。女性は80代で、地震から72時間が過ぎていました。
消防の人は、女性を抱くようにして助けて「よくがんばったね」と言っていました。女性は消防の人が話すことばに、反応することができていました。
地震が起こってから72時間が過ぎると、壊れた建物の下にいる人などが生きている可能性は低くなると言われています。このため消防などの人たちは、一生懸命助けようとしています。