気象庁きしょうちょうは地震じしんのとき、どのくらい揺ゆれたか「震度しんど０」から「震度しんど７」に分わけて伝つたえます。

震度しんど０

人ひとは揺ゆれていることがわかりません。

震度しんど１

建物たてものの中なかで静しずかにしている人ひとの中なかには、揺ゆれていることがわかる人ひとが少すこしいます。

震度しんど２

建物たてものの中なかで静しずかにしている多おおくの人ひとが揺ゆれていることがわかります。

震度しんど３

建物たてものの中なかにいるほとんどの人ひとが、揺ゆれていることがわかります。  

震度しんど４

ほとんどの人ひとが驚おどろくぐらい揺ゆれます。
ライトなど、天井てんじょうから下したにつるしている物ものが大おおきく揺ゆれます。
底そこが小ちいさい花瓶かびんなど、バランスが悪わるい物ものは倒たおれるかもしれません。

震度しんど５弱じゃく(5⁻)

多おおくの人ひとが怖こわくなるぐらい揺ゆれて、物ものにつかまりたくなります。
棚たなに置おいてある皿さらや本ほんなどが下したに落おちるかもしれません。

震度しんど５強きょう(5⁺)

物ものにつかまらないと歩あるくことが難むずかしくなります。
棚たなから落おちる皿さらや本ほんなどが多おおくなります。
家具かぐ※1が倒たおれるかもしれません。
ブロックの塀へいが倒たおれるかもしれません。

震度しんど６弱じゃく(6⁻)

立たっていることが難むずかしくなります。
ドアが開あかなくなるかもしれません。
建物たてものの壁かべのタイルや窓まどのガラスが割われて、落おちるかもしれません。
木きでつくった古ふるい建物たてもの※2は、屋根やねから瓦かわらが落おちたり、建物たてものが斜ななめになったり、倒たおれたりするかもしれません。

震度しんど６強きょう(6⁺)

立たっていることができません。強つよく揺ゆれて、体からだが押おされるように飛とんで、転ころぶかもしれません。
倒たおれる家具かぐ※1が多おおくなります。
木きでつくった古ふるい建物たてもの※2は、斜ななめになったり倒たおれたりする建物たてものが多おおくなります。
地面じめんが割われたり、山やまが崩くずれたりするかもしれません。

震度しんど７

木きでつくった丈夫じょうぶな建物たてものも斜ななめになるかもしれません。
倒たおれる古ふるいビル※2が多おおくなります。

※１ 壁かべや天井てんじょうにねじなどでとめていない家具かぐ。
※２ 1982年ねんよりあとにつくった建物たてものは地震じしんに強つよい建物たてものが多おおいですが、それより前まえに作つくった建物たてものは強つよさが十分じゅうぶんではないかもしれません。
強つよさが十分じゅうぶんかどうか、市しや町まちに相談そうだんして調しらべてください。