海で大きな地震があると、津波が来る可能性があります。2011年の東日本大震災のときには、とても大きな津波が来て、大勢の人が亡くなりました。
- 津波は強い力がある
- 高い場所に逃げる
- 川の近くも危険
- 津波は1回だけではない
1.津波は強い力がある
津波は、とても強い力があって、高さが10m以上になることもあります。東日本大震災では、大きな防波堤が津波でたくさん壊れました。2m以上の津波が来た場所では、70%の建物が壊れました。津波は力が強いため、50cmの高さでも人が流されることがあって危険です。
津波はとても速いので、津波が見えてから逃げても間に合いません。大きな地震があったときや、テレビやインターネットで津波の警報や注意報が出たときなどは、すぐ安全な場所に避難しましょう。
2.高い場所に逃げる
津波は来る前に海の表面が低くなることがありますが、突然来る場合もあります。地震があったら、津波が来るかもしれませんから、できるだけ海から遠くて、できるだけ高い場所に逃げましょう。高い場所がない場合は、丈夫な建物のできるだけ上の階に行きましょう。
海の近くに住んでいる人は、どこに逃げるか調べておきましょう。どの道を通るか調べて、1回歩いて行ってみることも大切です。家族が一緒にいないこともありますから、家や学校や会社から家族がどこに逃げるか、みんなで決めておきましょう。
3.川の近くも危険
津波は、川を通って、海から遠い場所まで来ることがあります。地震があったら、海や川の近くには行かないでください。
4.津波は1回だけではない
津波は何回も来て、あとから来る波のほうが高いこともあります。津波が来なくなったように見えても、海の近くや低い場所に戻ってはいけません。津波の警報や注意報が出ている間は、安全な場所にいてください。
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