- 建物の中にいるとき
- 外に逃げるとき
- 外にいるとき
- 車を運転しているとき
- 家に帰るとき
- 家族や友達に連絡するとき
- 家で生活ができないとき
1.建物の中にいるとき
地震が起こったら、テーブルの下などに入って、揺れが止まるまで待ちましょう。上から物が落ちてきたり、本棚などの家具が倒れたりして危険だからです。ストーブやガスの火は、揺れが止まってから消してください。揺れているときに火を消そうとすると、やけどをすることがあります。
2.外に逃げるとき
ブレーカーのスイッチを「切る(off)」にして電気を切ってから、外に出てください。大きな地震では「停電」になって電気が止まることがあります。そのあと電気がまた流れたときに、ストーブなどが自動でついて、火事になることがあるからです。
3.外にいるとき
ビルの近くは、窓ガラスや看板などが落ちてくることがあります。かばんなどで頭を守りながら、安全な場所に逃げてください。
ブロックの塀や自動販売機など倒れやすい物の近くも危険です。山や崖などは崩れて危険ですから、遠くに逃げてください。
4.車を運転しているとき
車をゆっくり道の左側に止めて、エンジンを切ります。車を道に置いて逃げる場合は、ドアに鍵をかけないで、車に鍵を付けたままにしておきましょう。救急車や警察などの車が通るときに、動かすことがあるからです。
5.家に帰るとき
大きな地震が起こると、電車やバスなどが止まることがあります。急いで家に帰ろうとしないで、会社や学校など安全な場所でしばらく待ってください。大勢の人が同じ時間に帰ろうとすると、道や駅などが混んで危険だからです。テレビやインターネットなどで調べて、安全だとわかってから帰りましょう。
6.家族や友達に連絡するとき
地震のあとは大勢の人が電話を使うため、家族や友達に連絡しにくくなります。電話番号171の「災害用伝言ダイヤル」を使うと、会話はできなくてもメッセージを録音したり、聞いたりすることができます。携帯電話会社の「災害用伝言板」などでもメッセージを送ることができますから、使い方を調べておきましょう。
7.家で生活ができないとき
建物が壊れたりして家で生活ができなくなった場合、市や町などが決めた「避難所」にしばらくいることができます。大勢の人と一緒に生活をしますから、健康に気をつけましょう。
狭い場所で長い時間体を動かさないと、「エコノミークラス症候群」という病気になることもあります。車の中で生活をする人は特に気をつけましょう。
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