1日ついたちの夕方ゆうがた、石川県いしかわけんの能登半島のとはんとうでマグニチュード7.6の地震じしんがありました。志賀町しかまちは震度しんど7、七尾市ななおしや輪島市わじましなどは震度しんど6強きょうで、大おおきく揺ゆれました。気象庁きしょうちょうは、津波つなみの危険きけんを知しらせる「大津波警報おおつなみけいほう」などを出だしました。輪島市わじましには1.2m以上いじょう、金沢港かなざわこうには90cmの津波つなみが来きました。

この地震じしんで大おおきな被害ひがいがありました。たくさんの家いえが壊こわれて、輪島市わじましの観光地かんこうち「朝市通あさいちどおり」では火事かじで200以上いじょうの家いえなどが焼やけました。

石川県いしかわけんなどによると、今いままでに80人にん以上いじょうが亡なくなって、70人にん以上いじょうの安全あんぜんがまだわかっていません。壊こわれた家いえの下したにいる人ひとなどを助たすける 活動かつどうが続つづいています。

県けんでは3万まん4000人にん以上いじょうが学校がっこうなどに避難ひなんしました。気象庁きしょうちょうは「大おおきく揺ゆれた所ところでは、このあとも家いえが壊こわれたり、山やまが崩くずれたりする危険きけんがあります。1週間しゅうかんぐらいは大おおきな地震じしんに気きをつけてください」と言いっています。