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ドジャース 大谷翔平 オールスターゲーム前日会見【一問一答】

日本時間の17日行われる大リーグのオールスターゲームにドジャースの大谷翔平選手が2番 指名打者で先発出場することが決まりました。4年連続の出場となる大谷選手は「全員すばらしい投手なので対戦を楽しみにしたい」と意気込みを話しました。

記事後半では、大谷選手がおよそ30分間、報道関係者の取材に応じた「一問一答」をお伝えしています。

大谷翔平 2番 DHで先発出場へ

ことしのオールスターゲームはテキサス州アーリントンにあるレンジャーズの本拠地球場で行われます。

先発出場する両チームの選手が前日会見の中で発表され、ファン投票で選出されている大谷選手はナショナルリーグの2番 指名打者で先発出場することになりました。

大谷選手と対戦するアメリカンリーグの先発投手はオリオールズのバーンズ投手で、ここまで9勝、リーグ2位の防御率2.43をマークしています。

一方のナショナルリーグは、ルーキーながら最速164キロのストレートを持ち味にここまで6勝をあげている、パイレーツのスキーンズ投手が先発します。

ユニフォーム姿で取材に応じた大谷選手は4年連続の出場となるオールスターゲームについて「すばらしい雰囲気で、何回来てもまた来たいなと思える。それはたとえ10回目、15回目になっても変わらないと思う」と特別な思いを話しました。

オールスターゲームではおととしの試合でヒットを打ちましたが、これまでホームランを打ったことはなく、ことしの試合に向けては「まずしっかり出場して、自分のパフォーマンスを発揮したい。全員すばらしい投手だし、対戦を楽しみにしたいと思う」と意気込みを話しました。

そして、リーグトップのホームラン29本を打ったシーズン前半については「ひじのリハビリの過程も順調だったし、残した数字というよりもリハビリをやりながらまずこれだけの試合に出られたことがよかった」と総括し、個人の打撃成績よりも97試合中94試合に出場したことをいちばんに喜んでいました。

ことしの大リーグのオールスターゲームは日本時間の17日午前9時から行われ、NHKでは総合テレビで中継します。

ホームラン競争は大谷のチームメイトが優勝

大リーグのオールスターゲームを前に恒例のホームラン競争が行われ大谷翔平選手のチームメート、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス選手が初優勝を果たしました。

ことしのホームラン競争は15日、オールスターゲームが開催されるテキサス州アーリントンにあるレンジャーズの本拠地、グローブライフフィールドで行われました。1回戦には8人の選手が出場し、このうち上位4人が進んだトーナメント方式の準決勝を勝ち上がったドジャースのヘルナンデス選手とロイヤルズのボビー・ウィットJr.選手が決勝で対戦しました。

決勝では先に打席に入ったヘルナンデス選手が、14本のホームランを打って相手にプレッシャーをかけると、後から打席に入ったウィットJr.選手もじわじわと追い上げ、13本のホームランを打ちましたが、あと1本が出ずヘルナンデス選手が1本差で逃げきり初優勝を果たしました。

大谷 ホームラン競争優勝のチームメイトに助言

大谷選手はホームラン競争の様子を今永投手とともにグラウンドのファウルゾーンに設けられたソファーから観戦しました。

ホームラン競争の1回戦ではドジャースのチームメート、テオスカー・ヘルナンデス選手の順番になるとグラスナウ投手やフリーマン選手の息子、チャーリー君とともにバッターボックスのそばまで近づいて応援しました。

途中、ブルージェイズのゲレーロJr.選手やヤンキースのソト選手も交えて大谷選手からヘルナンデス選手にアドバイスを送る姿もあり、ヘルナンデス選手によりますと「なるべく左中間に向かって打つように」と助言されたということです。

大谷選手はその後ヘルナンデス選手の優勝を見届けることなく1回戦の途中でグラウンドをあとにしましたが、終始笑顔でホームラン競争を楽しんだ様子でした。

大谷 グラウンドに姿を見せる

大谷選手は、ホームラン競争の前のバッティング練習の時間に、ドジャースのチームメート、グラスナウ選手とともにグラウンドに姿を見せました。

少し遅れてグラウンドに出てきた今永投手と談笑したあと、大谷選手はナショナルリーグでホームラン王を争うブレーブスのオズーナ選手と通訳を介さずに会話を交わしたり、オズーナ選手のスマートフォンで写真を撮ったりしていました。

その後は外野でバッティング練習の球拾いをしながらリラックスした様子で体を動かし、近くにいたフリーマン選手の息子のチャーリー君が難しいフライをキャッチすると一緒に喜ぶ様子も見られました。

一方、今永投手はブルペンの中でウォーミングアップをしたあとキャッチボールをしてよくじつのオールスターゲームでの登板に備えていました。

大谷 2028年 ロサンゼルス五輪出場に前向き

会見の中で2028年のロサンゼルスオリンピックについて出場する意思を問われた大谷選手は「出たい気持ちはもちろんある」と前向きな姿勢を示しました。

大谷選手は「国際大会はもちろん特別だと思うし、オリンピックも特別だと思う。特にオリンピックは、ふだん野球を見ない人も見る機会が増えてくるので、そういう意味では野球界にとっても大事なことかなと思う。個人的にも出てみたいなという気持ちはもちろんある」と話しました。

2028年のロサンゼルスオリンピックで実施される野球をめぐってはWBSC=世界野球ソフトボール連盟の会長が「世界中のリーグと話し合い、プロフェッショナルな大会にすることで合意している」などと話していますが、大リーグ機構はこれまでオリンピックで全30球団の40人枠に入っている選手たちの参加を認めたことはなく、今回も明確な立場を表明していません。

大リーグの選手がシーズン中に開催されるオリンピックに出場するためにはスケジュールの問題などを解決する必要があり、大谷選手はドジャースのロバーツ監督や、大リーグ機構のマンフレッドコミッショナーに出場の意思を伝えたことはあるかと聞かれると「現時点ではない。コミッショナーはそんなに会う頻度が多くはないし、簡単に話せることではないかなと思う」と慎重な姿勢も示していました。

今永 「夢のような時間」

オールスターゲームに大リーグ1年目で参加する今永投手は、ユニフォーム姿で取材に応じ「本当に夢のような時間を今過ごしている」と喜びを語りました。

対戦してみたいバッターを聞かれると、ここまで両リーグトップの34本のホームランを打っているヤンキースのアーロン・ジャッジ選手の名前をあげ「どの数字を見てもゲームの世界のような数字が並んでいるので、そういうバッターが自分のボールをどういうふうに感じるのかということを試してみたい」と理由をあげていました。

ドジャースの大谷選手とチームメートとして戦うことについては「ロッカールームで、『投げるんですか?』や『調子どうですか?』という話はした。彼は世界一の選手になっているので、そういう選手と一緒にプレーをすることがレベルアップにつながるのですごくうれしい」とした上で「カメラの数では負けているのでオールスターが終わるくらいにはカメラの数で勝てるように頑張ります」と近くで取材対応をしていた大谷選手を意識した冗談で報道陣を笑わせていました。

また、シーズン前半の戦いを振り返って移籍は正解だったかと聞かれると「下した判断はすべて正解になるということを 自分が証明していくので、カブスに入ったこと、アメリカに来たことは正解だと思います」と力強く答えていました。

【大谷翔平 一問一答】あすレッドカーペットに家族・愛犬は?

大リーグ、オールスターゲームの前日会見。出場する選手たちがグラウンドに一斉に並んで報道陣の取材に応じるのが恒例となっています。大谷選手が1年でもっとも長く囲み取材に応じる機会で、ことしはおよそ30分間、机の回りをぐるりと取り囲んだメディアからの質問に答えました。

<アメリカメディア>

Q.ほかの選手たちとの交流、会話について。

「誰だろう?(笑)デラクルーズ選手はもう会ったので、朝。エレベーターで。ことばを交わしました」

Q.デラクルーズ選手は「がんばって日本語を勉強して大谷選手と話したい」と言っていたが?

「まだ『おはよう』くらいの感じだったので、あとでゆっくり話したいと思います」

Q.試合で対戦したい投手は?

「対戦したい相手?誰が投げるのかちょっと分からないので、はい。全員すばらしい投手ですし、出てきたピッチャーと対戦を楽しみにしたいなと思います」

Q.オールスターゲームに出場する気持ちは?

「何回来ても、こういう雰囲気というのはすばらしい。自分にとってもすばらしいし、球界にとってもすばらしいことだなと思うので。何回来ても、また来たいなと思える場所かなと思います」

Q.ドジャースに入って、優勝争いをする中でシーズン後半に向けてどのような気持ちで臨むのか?

「成績的に最後の方はチーム的にも苦しかったので、このオールスターブレークをきっかけにまた新たな気持ちで再開したいと思ってますし、ケガをしている人たちももちろん帰って来るので、そういう選手たちとまた一緒に後半戦、頑張りたいと思います」

Q.ロバーツ監督との関係について?

「すばらしいと思いますし、選手個人個人と会話の多い監督だと思うので。僕自身も助けられているところがたくさんありますし。さっきも言いましたけど前半戦の終わりはちょっとチーム的にも苦しかったので、また気持ちを新たに切り替えて全力でやりたいなと思います」

Q.ここ数試合、監督についてファンから批判の声もあるが?

「んー、まだシーズンの途中ですし、もちろんファンの人たちがそう思うというのは僕たち選手は分からないところではあるので。選手は選手で現場で頑張るしかないですし、その期待に応えられるように監督も指揮官、トップのひとりとして毎試合集中して臨んでいると思うので。僕らはまずファンの人たち、また監督の起用の期待に応えられるように1試合1試合頑張るというのが言えることかなと思います」

Q.ホームランダービーは誰が勝つと思うか?

「んー、予想と言うよりは、テオスカー・ヘルナンデスにやっぱり。テオに勝ってほしいなという気持ちでいます」

Q.ドジャースは「ワールドシリーズで優勝できなかったら失敗」と言われるが、大谷選手もそう捉えているのか?

「もちろん勝つチームは1チームしかいないので、毎年。それ以外のチームは失敗したと思っていると思うので、ポストシーズンに進出できたチームもできなかったチームも、その1点は変わらないんじゃないかと思います」

<日本メディア>

Q.ことしの試合の目標は?

「まずしっかり、出場して。自分のできるパフォーマンスをしっかり準備して発揮するという。まあどういう結果になるかは分からないですけど、あとは無事に終えるという。また後半戦をしっかりと迎えられる準備をその先でできたらと思います」

Q.シーズン前半を終えてみて、改めてドジャースというチームの印象は?

「ファンの人たちも含めて熱いチームだなとは思うので。勝つ負けるというのは必ず試合をやっていればありますけど、その中で満足することなく『次の試合、次の試合』という、そういう戦いが多いかなと思います」

Q.大リーグに来たときはオールスター出場が目標だったと思うが、何年も出場する中で肌感覚の変化はあるか?

「肌感覚はあんまり変わらないですけど。毎年出たいなと思ってますし。これが10回になっても15回になっても変わらないんじゃないかなとは思うので。そういう感覚はあんまり変わらないかなと思います」

Q.ひときわかかる期待の重さとどう向き合っているのか?

「そこまでないですね、僕ひとりでやっているわけでももちろんないし。これだけすばらしい選手たちがいるので、例えば僕が出なくても盛り上がることは間違いないかなと思うので。そこまで感じることはないかなと思います」

Q.シーズン前半のパフォーマンスを振り返って?

「個人のパフォーマンスはちょっと分からないですけど、リハビリをもちろんやりながらその過程も順調でしたし。シーズンの成績もある程度よかったと思うんですけど、僕の中ではリハビリをしっかり順調に来て、試合にまずこれだけしっかりと出られたことがまずいちばんよかったと思います」

Q.いちばん満足している成績と、ここは伸ばしたいという成績は?

「まあ出場できている試合が多いというのがまずいちばん、数字的には。残した数字というよりは、基準となる数字としてはいいところかなと思いますし。反省しなきゃいけない所はいっぱいあると思うので、これ1つということはなくて。出た試合で必ず反省点は出るので。それを後半にしっかりつなげて、またその先につなげたら十分にいいシーズンかなと思えるんじゃないかと思います」

Q.タイトル争いでいい位置につけているが?

「まあ具体的に何のタイトルがちょっと近いか僕はよく分かってないので。さっきも言ったとおり1試合1試合、やることだけしっかりやれていれば数字は積み重なっていくのかなと思います」

Q.今シーズンの盗塁が増えているのは、バッターに専念していることが関連しているか?

「んー、単純にスプリント能力も多少上がっているというのもありますし。ゲームの中で、メジャーリーグの試合の中で盗塁するということに対しても、まあチャレンジみたいなものは去年より持っているつもりでいるので。その結果が、多少数字的に重なっている要因かなと思いますし。来年以降ももちろん続けていきたいなとは思います」

Q.年齢も30代に入って、疲労からの回復などで変化はあるか?

「ことしはもちろんDHだけなので、今のところは感じるところはないですけど。リハビリがどんどん順調に進んでいって、これからブルペンとか、シムゲーム(実戦形式の投球練習)とかも入ってくると思うので。その先で多少、やっぱりリカバリーが遅いなと感じることはもちろんあるのかもしれないですけど。今のところはないかなと思います」

Q.ロバーツ監督と打撃理論を話すことは?

「監督と打撃理論はあんまりないですかね。基本的にそこは打撃コーチの範囲ではあるので。打撃コーチとはもちろんケージワーク(打撃練習)する時も話しますし、ミーティングの時にももちろん話しますし。そこはそうですね。自分のなんて言うんでしょう、バッティングもそうですけどチームとしてきょうの試合で取り組んでいくポイントだったりとかというのはもちろん話します」

Q.ミーティングではいろんなアイデアを出し合っていると思うが?

「ミーティングに出てないのになんで分かるのかちょっと分からないですけど(笑)。どのチームももちろんやってるんじゃないかと思うし。僕はもちろんここは2チーム目なのでほかのチームと比較することはできないですけど、ミーティングはしっかりやっていると思います」

Q.シーズン中は屋内でバッティング練習をすることが多いが?

「なんですかね、中で十分出来ているということと、外で振ることでプラスももちろんありますけど、自分の中では今の段階でマイナスになっていくことの方がちょっと多いかなと思っているので中(屋内)の打撃だけやってます。なんですかね、(屋外の打撃練習では)遠くに飛ばすためのスイングの方にシフトしていく傾向があると思うので。それはもちろん人によってはいい場合、僕の状態によってもいい場合はもちろんありますけど。今はどちらかといえば、どういう打ち方をすれば飛距離が出やすい、いい角度で上がっていくかっていう方向にフォーカスした方がいいので。中でそっちの方を優先的に、打球を見ない方向でやってます」

Q.ことしのバッティングの進化について?

「まあ打撃は基本的には毎年マイナーチェンジをしていってはいるので。その中でいい方に転ぶときもあれば、悪い方の感覚に進んでいくときもあるので。それは一概にこれだけやっていればいいってもんじゃなくて、その悪いところも含めてことしの打撃の感覚だと思うので。それをことし、後半戦のこれから先、悪いところも含めて改善できればいいところはいいところでそのままやっていけばいいですし。その中で見えてくるものがあると思うので。これっていうことではなくて、全部が自分にとっては大事かなと思ってます」

Q.右ひじのリハビリについて?

「今の感覚は前回(2018年)の感覚よりは、だいぶ進んでいるとは思うので。んー、まあ右肩上がりではもちろん来てるかなとは思いますけど。その中でもまた1歩下がって、また少し上がっていくという段階はこれからの方が。これから先の、手術のプロセスの段階の方がそういうのが多いと思うので。もちろん1回目で慣れてはいますけど、そこは理解しておく必要があるかなと思います」

Q.状態が上がったり下がったりという経験はあるか?

「1回目はもちろんありましたね。でも2回目はもうそういうものだと思っているので、あまりそう思うことはないかと思いますね」

Q.打席に入る際にバットを置く新たなルーティンを取り入れたが、ストライクゾーンの見極めで意識していることは?

「いや、もう毎年ずっと野球始めてからそうですけど、ボールは振りたくないしストライクだけをもちろん振りたいというのがバッターだと思うので。むしろその作業だけ、みんな集中してやってる。シンプルですけどね。そのためのやっぱりいろんなやらなきゃいけないことだと思うので、工夫しなきゃいけないことだと思うので。基本的にはそこだけしっかりできていればバッティングはどんどん向上していくのかなと思います」

Q.オールスターゲームやホームラン競争の中で楽しみにしていることは?

「同じリーグの人とやっぱり話せるのは、無いことだと思うので。ベンチでもそうですし、クラブハウスでも一緒に過ごすことはないと思うので。この選手はこういう人だったんだなとか、意外にこういう雰囲気の人だとかっていうのは。まあリーグも変わってますしね。なかなかある経験ではないので、楽しみかなと思います」

Q.具体的に話したい選手は?

「まだ初日なのでそんなに話してないですけど。みんな思ったより柔らかい雰囲気の人が。球場で見ているより、やっぱり実際に話したほうがそうかなとはいつも思いますね」

Q.不調のときの修正について?

「どうですかね。やる自分が大体、調子が悪くなってくるのはこういう原因があるんじゃないかというのは、年を重ねれば重ねるほど傾向がわかるんじゃないかと思うので。もちろん新しいことも出てきますけど、基本的にはなんでしょうね。これをやればいい方向に進んでいくんじゃないかという引き出しは多くなるんじゃないかと思うので。そういう意味では、やっぱり年数を重ねていったほうがそういう波みたいなものも当然少なくなるんじゃないかなと思います」

Q.グラウンド以外でリラックスするときは少し野球を忘れられるか?

「んー、どうなんですかね。基本的にはあんまり球場にいないようにしてるので。なるべく集中して。球場にいるときは、なるべく集中してやることだけしっかりやりたいなと思っているので。そこを逆算して、トレーニングがある日ない日がありますけど。なので、なるべくむだな時間は球場にいるときは省きたいなと思ってます」

Q.家ではあまり野球のことを考えずにリラックスして過ごせるか?

「どっちもありますね。球場ではなるべく、ぎゅっとしたいというだけであって、家でもちろん考えるときもありますし。考えない方がいいなと思うときももちろんあるので。それは場合によるかなと思います」

Q.家族や愛犬が来る予定は?

「来てます、はい」

Q.あすのレッドカーペットは?

「その予定ではいます」

Q.ことし新しく取り入れた打撃理論は?

「んーどうなんですかね。取り組んでいることはもちろんありますけど、それが100%正しいかどうかはちょっと分からないので。ここで『これが正しい』みたいなことはもちろん言えないですけど。そうじゃないかということはもちろん毎日毎日試してますし、はい。それをどのくらいで確信を持てるかちょっと分からないですけど、引き続きやっていく必要があるかなと思います。まあ統計だと思うので。やっぱり1回試してよかったからといってそれが正解だとも限らないですし。なので、このシーズンがよかったからといってそれが正しいのかもわからないので。やっぱり2、3年続けていく中で、ある程度自分の中で『やっぱり正しいんじゃないかな』みたいな確信はあると思いますけど。今の段階でことし試したからといって、これが絶対に正しいみたいなことはないかなと思います」

<アメリカメディア>

Q.現役、引退した選手問わず、ホームランダービーに出ているのを見たいという選手は?

「バリーボンズ選手ですかね。あと3人?バリー・ボンズ、マグワイア、ベーブ・ルース」

Q.ホームラン競争に出てほしいというファンからの期待については?

「ことしちょっと特別だったので。まだそんなに、シーズン中のケージワーク(打撃練習)の本数もまだ制限はしているので。そういう意味では、あまりハードワーク過ぎるなというのがちょっと懸念点ではあって、(今回は)辞退したので。今後もちろん投手として復帰した先に『ことしは出られそうだな』というのがあれば、もちろん出たいなという気持ちがあります」

Q.野球が復活する2028年のロサンゼルスオリンピックに出場したいという気持ちはあるか。今は大リーグの選手は出られないが、もし出られるようであれば?

「出たい気持ちはもちろんありますね。国際大会はもちろん特別だと思いますし、オリンピックも特別だと思うので。特にオリンピックは、ほかのふだん野球を見ない人も見る機会は当然増えてくるので、そういう意味では野球界にとってももちろん大事なことかなと思うので。個人的にも出てみたいなという気持ちはもちろんあります」

Q.監督やコミッショナーに伝えたことはあるか?

「現時点ではないですね。もちろん、そんなにすぐ会う頻度が多くはないので(笑)。そんなに簡単に話せることではないかなと思います」

Q.コーチとの関係性については?

「そうですね、まだ1年途中なので。そのリレーションシップ的に完全かどうかはちょっとわからないですけど。そうなるような努力はもちろんお互いにしてますし、エンジェルス時代も各コーチとコミュニケーションをとることが多かったので。コーチが変わればやる技術、やる練習みたいなものも当然変わってはくるんですけど。どういう意図でやっているのかなっていうのは自分が理解して、それを取り組む努力をまずはしたいと思います」
07/16 14:13
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